Web発信の定石があります。
ネットで集客とか、影響力を持ちたいとか、何かしらの目的で情報を発信しようと思ったらまず『狙った相手にチャンネルを合わせる』というのがまず必要です。
例えば集客をしようと思った時に、多くの人は
『何のSNSがないと思いますか?』とか
『やっぱりYouTubeですよね』とか
『これからはやっぱTikTokですよねー』
なんて感じでまず〝ツールを選びがち〟です。
僕もたまにこのような質問をもらう時があるのですが、そこは流行りとかユーザー数とかよりも前に、
まずはどんな人に情報を届けたのか?
を考えるべきだと思ってます。
だから逆にSNSだけではなく、伝えたいターゲット層にチャンネルさえ合わせていれば新聞でも地域誌でも何だっていいわけです。
美容業界ではよくInstagramで集客すること=SNS集客と捉えられがちですが、それはたまたまInstagramを観てる人たちを対象にした集客方法でしかありません。
観ない人は観ないし、観る人は観る。
年齢別のボリュームゾーンはありますが、インスタで70代のお客様を集客してる美容師さんだっています。
Google検索もそうです。
ググって美容室を探す人もいるし、ググらない人もいる。
要はそれぞれツールを使う人の人種や探す目的などに合わせて、情報の出し方を変えていくのが正解なんですね。
『インスタでめっちゃお客さん来るよ!やるべきだー!!』とは言いながらも、狙ったターゲットが悪かったり発信してる情報の内容や相性なんかで全然結果が変わってくるのです。
特にSNSって、それぞれそのSNSが好きな層というのが存在します。
インスタにはインスタの良さ
TikTokにはTikTokの良さ
TwitterにはTwitterの良さ
FacebookにはFacebookの良さ
YouTubeやGoogle検索もそれぞれの良さがあり、住んでる住人や検索意図が異なります。
そのチャンネルに情報を発信する側がチューニングをキチンと合わせないと、せっかく良い情報を発信していても伝わらないです。
〝じゃあ、結局自分は何と相性が良いのか?〟
これはもう、全部のツールに1度自分の身を置いてみて、相性が良いものを探っていくしかありません。
実は僕も、各媒体によって発信する内容をガラッと変えています。
例えばこのブログなんかは、Facebookを中心にしかシェアはしておらず、Facebookを見てる層の人たちにしか届けるつもりはありません。
普段からインスタしか見ない人には届かないし、Twitterからも対して流入はありません。
各媒体には各媒体の良さがあるので、それに合わせて自分がまず〝どんな人に自分の情報を届けたいか〟を考えてみる事が大事なんですね。
情報というのは世の中に溢れまくっているし、放っておいてもその辺に沢山転がってるものです。言ってみれば無差別に飛び交っているその情報を、ラジオ電波のようにチューニングを合わせて取りにいかなければ、どんなに良い情報も手に入れられません。
だから発信する側もそうなんです。
届けたい相手にチューニングを合わせて、そのチャンネルに1番相性の良い情報発信をすると、キチンと狙った相手に届くんですね。
ぜひ試してみてください。
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