目的やビジョンを共有していないスタッフ関係の危機
スタッフと話をしていて目の前の目標や数字の話をしている時に、いつも疑問に思うのが『仕事してる目的』や『将来のビジョン』がもやーっとしてるように感じること。
これは多分、会社含め僕たち本部マネージャーやFCオーナー、いちスタイリストにとっては店長など、上司先輩がその人に向けて目的・ビジョンの共有がハッキリとできてない事が問題なんだと思います。
その目的やビジョンの共有が無いからこそ、普段の細々した行動1つ1つの質やスピードが、一過性のモチベーションや波に左右されてしまっているような気がしている。
つまり〝核(コア)〟の部分が無いまま仕事をしているから崩れやすいのです。
『最近のコは欲がない』
『若い子たちはあまりハッキリした夢がない』
『昔のほうが熱さや一生懸命さがあった』
というのはきっとその上司や環境のせいであって、実は人自体は昔と何も変わらない。
ホントは誰でも欲や夢や情熱を持っているけど、それを引き出せていない状況がある。
そこで唯一、昔と違うと言えるのは〝情報量の差〟だけではないでしょうか。
情報が多いと選択肢の幅が増え、行動の予想を立てやすい。それが良くも悪くも、昔と違う今の状況を作っているのは間違いない。
若手こそエネルギーの塊!
若手のエネルギーを最大限に活かすより、会社が成長していく手立ては無い。
それを引き出していくには、まず上司が思いっきり仕事をして圧倒的に最先端をいく努力をすることが第一だと思う。
『昔は俺らこれだけやってきたんだぜ!』という伝説はもちろん尊敬するし、自分もやらなきゃ!という気持ちにもなるが、その続きのセリフが無い上司にはなりたくない。
『昔は俺らこれだけやってきたぜ!まぁいまの方が更にやってるけどな!』
衰退した上司はいまの仕事の参考にならない。昔は昔、今は今。
今頑張っている上司をみて自分の将来の目的やビジョンを現実的に感じるのであって、
ただボヤけた将来を〝可能性〟という言葉でフンワリと今の若手達に託すのでは、夢や希望なんて持てるはずが無い。
『65で定年を迎えたら、何をしたい?』という質問に対して僕は必ず
『死ぬまでバリバリ稼ぐ仕組みを考えて仕事してます』と答える。まぁ他愛のないただの会話なんですが、僕は本気でそう思って生きています。
将来〝楽をしたい〟から今働いてるんではなくて、将来〝もっと仕事を楽しみたい〟から今のエネルギーをドンドン先へと増幅させていく。そうゆう意味での『若手エネルギー』はどんどん引き出していきたいと思う。
自分の目的を達成するパートナーを見つけてお互いのビジョンを叶える
誰かにとってのパートナーに僕はなりたいと思っているし、僕もそんなパートナーを求めている。
自分の目的に近づく為に、この人と一緒に仕事をしたい!という人を、あらゆる分野で持つ事が、沢山の相乗効果を生む。
人に近づいて来てもらうような受け身姿勢ではなく、自分から人の役に立つような仕事を心がけていく。自分から人に何かを提供するスキルや能力、情熱を持って、こらからも発信していこうと思う。
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