『すべての経営的判断は実験のようなものだ』
と、ある大手飲食店の創業会長さんが言っているのを、本で読んだことがある。
僕は経営者ではないけども、経営的な判断を担う立場として、すべての新しいチャレンジを『実験』だと思ってどんどんトライしてく姿勢でいます。
経験を積めば積むほど、新しいことにチャレンジする事が怖くなるし、過去の失敗体験が邪魔して判断が鈍る事がよくある。
それは『どうせ○○みたいなモノやね、昔にも同じようなモノがあったよ』と、自分の経験したことに重ね合わせてしまう。
ここで思考がストップしてしまうのか?
前提条件を見直して新たなチャレンジに踏み込むのか?で、大きく差がつくのではないでしょうか。
ただの『経験』と『ノウハウ』の違い
経験はあくまで〝過去のもの〟であるので、状況が今の時代とは常に変化しているものと考えます。
それを踏まえた上で、
- 前提条件
- マーケティング
- 原因の特定
これら3つを冷静に考え、毎回の実験結果として溜め込んでいけば、それが最終的な『ノウハウ』となります。
特定の条件下で実行したマーケティングの成功例も失敗例も、原因の特定ができていれば〝違う条件〟で再度テストすることもできます。
逆にこの3つが理解できていないとノウハウとして成立しないので、何度も同じ失敗を繰り返したり、理由なくチャレンジ出来ない〝守り体質〟に陥ってしまうので注意が必要。
なので経験はあくまで自分の主観的な考えが入ってしまうので、そういった意味でノウハウとは言えません。
只の経験をノウハウとして蓄積しているか?いないか?
意外とここが人によって大きく差がついてる所じゃないかと思います。
ノウハウをしっかり貯められるように、頑張りましょー
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