僕はよく仕事の内容や考えやスタンスなんかをブログやSNSで発信をしているので、
周りからよく『めちゃくちゃ仕事してるんでしょ』とか『忙しそうですよね』と言われることがよくあるんですが、実はそんなにではないので色々誘ってください、お願いします。笑
休みは休みでちゃんと取らせてもらってるし、子供と遊ぶ、家族と過ごす時間も割と取れている方だと思ってます。
ただ、出勤しない日であっても仕事の連絡が来れば普通に返すし、多少の作業が必要であればPC開いてカタカタやる事もしょっちゅう。
ですがそれは、仕事やプライベートやと線引きをする方が逆に(僕の中では)気持ち悪いと思ってるだけなので、全く自分の中では問題がありません。
仕事中に家族から連絡があれば返事するし、遊びの話やプライベートの雑談をしないのか?と言われると、そうでもないですよね?僕からすればそれと全く変わらない延長線上にあるだけという感覚です。
ただそのタイミング毎に優先すべき判断があるというだけであって、どちらかを蔑(ないがし)ろにする事もありません。
いつでもどこでも仕事ができるスタンスへ自分を持っていく
僕がもともと現場で美容師をしていた頃から考えていたことが、今の仕事のスタンスに繋がっています。
美容師が鏡の前でお客様へサービスを行う仕事はとても素敵な仕事だし、それが好きだから未だに僕はこの業界に身を置いているのですが、
逆に店舗に縛られる仕事であることに自分自身に危険度を感じてもいました。
ずっと美容師でやっていく事はもちろん素敵なのですが、どうも僕自身はイメージがつかず、決められた時間や空間の枠の中でサービスをして、収益をあげるという仕事から、どうにかして抜け出せないか?を常に考えていました。
これは美容師だからできる、できないは関係ないし、新しく副業的にビジネスを持てという話では全くなくて、ただwebというツールを使えばいくらでも幅が広げられるという事だけなんです。
自分をコンテンツ化してレバレッジをかけて仕事をする
例えばお客様に自分の知識とトーク力を駆使して、店販やメニューをアプローチするとします。
その人を口説くのにかける時間が10分必要であるとしたら、1時間で口説ける人数はたった6人しかいない事になります。
ですが、例えば自分が説明をするのと同じくらいの魂が入ったコンテンツ(ブログやコラムや動画など)を用意すれば、どうなるでしょうか?
そのコンテンツをWebというツールを使って、1度に何百、何千、もしくは何万のお客様に届けることが可能となり得ます。
そのコンテンツ自体は用意するのに時間がそこそこかかるかもしれませんが、1度作ってしまうと時間という概念を無限大に広げることができます。
つまり、小さな力で大きな結果を生むテコの原理(レバレッジ)のようなものです。
このように、自分の仕事の生産性を上げていく努力をしない限り、いつまで経っても決められた枠組みの中で大衆に埋もれていくしかない、と危機感を感じてます。
美容師の仕事は本当にキツイのか?
『美容師は大変でキツイ仕事だ』
『なんでこんなにやる事が多いんだ』
『もっと美容師の地位を上げないといけない』
と嘆く前に、自分の置かれた状況をまず把握してみて僕自身、気付いたことは、
〝美容師は誰でもできる仕事だから競争率が高い〟って結論に至りました。
美容師に限らず、どんな仕事でも〝自分にしか出来ない〟というステータスを持っていない限りは、価格と時間の競争から抜け出せないんです。
以前ホリエモンが『保育士は誰でもできる仕事だから薄給である』と言ったことで世間が炎上しましたが、美容師も同じであると僕は思ってます。
『誰でもできる仕事である』と言うことはバカにしてるわけではなく、テクノロジーを使って業界に大きな効率化が成されていない部分であったり、
〝その人にしか出来ない〟という部分が弱いと言う点で、あらゆる職業で同じことが言えると思います。
美容師は多分、その点でまだまだ進化が必要な業界なのかもしれません。
色んな意味で既存の考え方の枠組みを取っ払い、更に発展させていける時代を、いま僕らの世代で変えていく事も可能です。
同じ想いを持って働ける人をもっと増やしていきたいし、新しい出会いもこれからあるといいな。
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