なんで社会人になると数字でなんでも測ろうとするのか??
人によって感覚が違うので、それを『共通のものさしで測りましょう!』っていうのが〝数字〟です。
数字が得意な人であろうと、そうで無かろうと、仕事のお話をするときに数字で話しする場面って沢山あります。
数字じゃないと、人によって感じ方がバラバラになり、共通の意識で話しができないので『数字で話す』と言うことは大事にしないといけないんです。
数字がない曖昧な目標は撲滅すべき
売上や客数など、ハッキリと数字が出ているものに関しては逃げようがありませんが、笑
なにかと『行動目標』については曖昧になってしまう事って、多くありませんか??
行動量や、時間(期限も含む)をハッキリと数字で決めないと、
人によって感覚のズレがあるので目標までズレてしまいます。
例えば『今月〇〇をやります!』と決めたとしても、
いつの何時まで?何回?どれくらいの量を??
と言うところまで決めないで曖昧な目標をたてる人が沢山います。
これでは逃げ道が沢山できてしまうので、めちゃくちゃやる人とサボる人が出てきてしまい、仕事量または成果に大きな差が生まれてしまう。
だから数字で明確に決めないといけないし、数字を基準にお互いの話をするんですネ。
吉野家の大盛りは+90gと決まっている
人によって数字を曖昧なままにしてしまうと、色んな所で支障をきたします。
吉野家の牛丼で例えると、
盛り付ける店員さんによって大盛りの加減が違ったら商売が成り立たないですよね!?
はい、という事で調べました。
【並盛り】
お肉→90g
ご飯→250g
合計340g
【大盛り】
お肉→110g
ご飯→320g
合計430g
との事です。合計で90gの差があります。
これをもし数字で明確に決めなかったとしたら、
Aさんに『大盛りにしてよー』と頼んだら80gで、Bさんに頼んだら100gになってしまうかもしれません...
人によって大盛りの感覚が違うから、明確な数字で決め事をつくるのは当たり前です。
20gの差があれば、牛丼1日500杯で1kgもの差がつきます。
これがもし仕事の練習量や作業量だったらどうでしょうか?
『俺は頑張ってるぞ!』と意気込んで1日30分しかやってない人と、
『もうちょっと頑張ります!』と1日50分やってる人と比べたら、
1年経てば7,300分もの差が付きます。
その人にとって一生懸命頑張ったつもりでも、実際には7,300分(121時間)もの差がついてしまうって、どうでしょう?
だから“頑張る”という曖昧な発言はやめて、数字で表したほうが自分も具体的な反省ができるんですよね。
だって、圧倒的にやってる人とやってない人の差がこんなにあるんだから。
...と、自分で危機感をもって気付ける人の方が成長します。
曖昧にして逃げるのではなく、数字と向き合って自分の仕事や目標を客観視できる意識を持ち、成長していきましょう。
0コメント