今日、お店の後輩たちをつれて営業後に飲みに行った。
『8月で店長がいなくなる』
不安丸出しで、でも
自分たちが今やるべき事をしっかり見据えてる後輩たち。
僕が今更、残りの2ヶ月で彼女たちにしてあげる事はないが、
今まで積み重ねてきた時間と
僕自身が彼女たちに見せてきた仕事のスタンスや価値観は、
自分が思うよりもずっと伝わっているのだと思った。
良くも悪くも。
〝もっと色々と教えてほしい〟
〝これからももっと学びたい〟
っていう気持ちから生まれる、僕がいなくなる〝不安〟。
気持ちはわかる。けど、
酷かもしれないが、これから先の仕事について暗い顔をする彼女らに
僕が開口一番に伝えた言葉は
『俺に依存するな、利用しろ』 でした。
これは僕が退社を決める前から彼女たちに出し続けたスタンスでもある。
(ハッキリ口にだしたのは初めてだったけど。)
僕は決して『俺に頼れ』なんて言わない。
優しい言葉で引き寄せて、急に突き放すのは僕の常套手段だったので(笑)、
それを今更彼女たちは驚かないし、
言われる事も大体、想像できてたと思う。
それでも、しっかり俺が支えてやるからな!っていう〝後ろ盾〟を
彼女たちは感じてくれていたからだと思う。
『自分で導き出した答えに一生懸命になってほしい』
人に与えられた答えや目的なんて
結局は言い訳の材料にされて終わるのがオチなんだろう。
そして、
キレイ事でもなく、 汚い考えでもなく、
同僚でも上司でも、 会社でもなんでも
『自分がどうそれらを利用できるか?』を考えて行動すること。
*自分が会社を利用して、成長することができるか?
*会社は自分を利用して、売上を上げる事ができるか?
その〝利用価値〟もしくは〝双方にとってメリット〟となるものを
ちゃんと持てているのか?
極端に言えば
会社にとって自分の利用価値がなくなれば、そこで腐って終わるだろう。
自分にとって会社の利用価値がなくなれば、起業するだろう。
お互いがお互いにメリットを与え、感じられる関係でい続けることによって
成長し続けられるし、
自分の価値になるのだと思う。
これは会社だけでなくて、
友達、ビジネスパートナー、または恋人や夫婦であったとしても
同じ考え方が必要だと思って、僕は行動し続けてきた。
だから、
『自分の“価値”をしっかりと自分で作れ。その“価値”が相手に評価される事を目的としろ。』
これを彼女たちには理解しておいてほしかった。
まだまだ若い彼女らには 冷たく聞こえるかもしれないけど。
そんで10年くらいたって
それなりに物事の本質や自分の価値観を客観視できるようになり始めた時に、
「そーいやあんな店長おったなぁ~」
「変わった人やったなぁ~」
なんて思い出してくれればいい。笑
僕は僕でそんなことを言いながら
残りの2か月間、彼女たちの成長の種まきをするために
伝えられることは伝えたいと思う。
これからも僕は人に依存することなく
超えていける相手がたくさんいる環境に飛び込んでいこうと思う。
それは刺激をもらえる人であり、尊敬できる人であり、目標になる人たち。
その人たちにとって僕は利用価値のある、メリットある人間で居続けたいと思う。
まだまだこれから!
俺も頑張るで。
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