美容師の素晴らしいところは、他の業種と比べて〝勉強熱心な人が多い〟所だと思ってます。
朝の早よから夜の遅くまで、ひたすら練習したり勉強したり、時には休みの日なのにわざわざセミナーやミーティングに集まることも厭わないひとが多いのは、まさに〝手に職〟
をつけるために努力をしてきた習性みたいなものかもしれません。笑
『不器用なら他人の倍は練習する』
そう言い聞かせながら、誰よりも自分の時間やお金を投資して、一生懸命に練習してやっとお客様を担当することができるようになる。
これが当たり前にできる美容師って、本当に凄いと思う。
『正しい努力をしたらその努力した分だけ、自分にちゃんと返ってくる』と僕は思ってますし、
『人のため、お客様のために使った時間やお金の分だけ、それに見合った対価がいただける』と僕は本気で信じています。
どんなにカットが上手な美容師さんでも、誰もが最新から器用なわけではなく、苦手だと思った技術も必死で人より練習してきたからこそ、今はたくさんのお客様を笑顔にできている。
そんな美容師って、ホントに憧れますよね。
さて、前置きが超長くなってしまいましたが、笑
こんなに努力することに長けている美容師が『ネットって苦手なんですよねー』とか『SNSよくわからんわー』と言って何も動かないのは何故なんでしょう?
カットが好きで、カットだけをやりたいと思っていても、『カラーの塗り方がわからん』と練習もせずそのまま放置されていたら、どうでしょうか?
あなたが先輩なら普通に怒りますよね笑
今でこそ『ボブに特化』『ショートに特化』または『〇〇カラーに特化』って絞って打ち出す美容師のほうが売れるような時代なので、好きなものをトコトン追求するのは間違いではありません。
ですが、
今やネットやSNS含む『発信』は、『技術』と『接客』に並ぶ美容師必須業務の1つです。
つまり発信が嫌だー苦手だーと言う美容師は、技術が嫌だーと逃げるのと同義です。
カットが下手なら練習する。
接客が下手なら勉強する。
では、発信は??
なぜか『練習しなくても許される雰囲気』を自ら醸し出すベテランさん、周りにいませんか??
過去の遺産で引き継いだお客様で、なんとか自分の売上が立ってしまうから、新しい必須業務に取り組まないor努力しないっていうのは、もはや美容師として大丈夫でしょうか??
(←言い過ぎ笑)
※『お〜岩田怒ってるねーww』と思われるかもしれませんが、別に怒ってはいません。笑
僕は『自己投資を惜しまない』美容師という人種が大好きなのであって、そうでない人は嫌いです。
人にはそれぞれの段階で、次の成長につながる努力を惜しまず、自己投資していく項目があります。
お客様や周りに求められてない自己満足な努力は無駄だと思いますし、意味がありません。
苦手な分野で大きな成果をだすことはできなくても、最低限のチャレンジや行動はするべきです。
好きな事をトコトン伸ばすために、必要な努力を惜しまないのが正解だと思ってます。
ネットやSNSに限った事ではありませんが、苦手だけど必須な項目というのは、逃げれば逃げるほど後で取り返しのつかない事になってしまいます。
そうならない様に、いま自分がお客様や時代に求められることをしっかり努力して、行動していきましょうね。
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