特にうちのプロデューサーや店長にはよく言うのですが、『数字を把握する』というのは管理者として当たり前の業務です。
数字には感情がないので、事実をそのまま表してくれるからとても役立ちます。
人は感情の生き物ですので、どうしても
『こうであってほしい』という思い込み(バイアス)がかかってしまいます。
体感ではめちゃくちゃ多いと思っていても、いざ割合で実数を見てみると全然少ない...って事はよくあります。
数字が上がっていても下がっていても、何かしらの要因は必ずしもある筈ですから、
現場感で理解・想定できていることと、数字上でしか分からないことの両側面でお店の状態をちゃんと把握する事が必要不可欠です。
ただ、優れた管理者はここで止まりません。
数字をだして把握するだけなら、ただの平社員でも可能だからです。
数字は把握をして行動していくからこそ、上がったり下がったりと動いていくものですよね。お店の数字を動かすのが管理者の仕事ですから、ただ把握しているだけでは不十分と言えます。
(把握してないのは問題外😂)
では、どのように行動まで結びつけたら良いのでしょうか?
数字は眺めていても意味がない
数字を把握してから行動に移すまでの必要なステップがザックリ5つありますので、まとめました。
①問題を発見する
②仮説を立てる
③解決策を考える
④数値目標をたてる
⑤行動目標を決める
この手順を踏んで、数字を〝活用〟していく事が必要になります。
ただ数字やデータを眺めているだけでは何も前に進まず、名ばかり管理者になってしまいます。
ただ、
僕が実際に20代後半で店長をしていた時は、売上と動員と単価と再来率、これしか把握していませんでした。笑
前のサロン(会社)では誰も何も教えてくれなかったので、(←言い訳w)ただただ感覚でなんとなく毎月の数字を眺めているだけの店長でしたね。
売上、動員、単価、再来率の4つを物凄くしっかり考えられていて実際に売上が上がり続けているお店なら良いのですが、やはりそう上手くはいきません。
この4つの内、細分化した何かが原因で、売上が思うようにあがらない。
だからしっかりと細かい数字を把握して対処することが必要なんですね。
次回の記事では、先程挙げた
『数字を把握してから行動に移すまでの必要な5ステップ』
をくわしく説明します😌
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