さて前回の記事では、人は何か疑問に思う事があって『検索』をしようと思っても結局〝何をどう検索していいか〟わからず検索離れをしていってると述べました。
正確に言うと、検索はしてます。
が、ごく単純化した検索行為に変化していくという事でした。
何を検索したらいいか分からない
検索の仕方がわからない
検索しても目当ての情報が見つけられない
これは今どんなツールや媒体を使っても同じ現象が起きていて、逆を言えば『どのツールやどの媒体でも情報が溢れすぎて探さなくなっている』とも捉えられます。
では、情報を検索できなくなった人に向けてツールはどのように進化したか?それは
情報のサジェストです。
サジェストとは、提案のことです。
つまり、こんな情報どうですか?って提案することがサジェストです。
例えばGoogle検索を思い出してください。
検索窓に何か1つワードを入れると、いくつかそれに関連したワードが候補として沢山でてきますよね。
例えばこんな感じですね。
これはGoogleが『他の人はこんな言葉を探してるで。あんたが検索したいのは、コレちゃう?どう?』と提案をしているわけです。
Googleはものすごい量のデータをもとに、人がどのような言葉でどのような情報を欲しているか?の分析をしています。
なので、あなたのスマホに残された過去の検索履歴などから趣味嗜好を探り、最適と思われる情報提案(サジェスト)をしてくれます。
つまり
『言葉にしなくても欲しいものをAIが提案してくれる』
これが検索をしなくなった僕らに待ってる未来です。(未来というか現在ですね)
例えばInstagramを含めて各種SNSだってそうですよね。
わざわざ検索をするという行為自体が減ってきていて、SNSのアプリを開いてる時間のほとんどは〝タイムラインを見る〟もしくは〝オススメを見る〟なんです。
もちろん気になったものは検索をすると思いますが、実はSNSを開いてる90%はボンヤリとタイムラインやオススメを眺めているだけです。
となると...
次回に続きます。
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