ども、サロンマーケターの岩田です。
今回たまにはデザインについて、ちょっと僕の考え書いてみようと思います。
美容室って、そのお店のコンセプトやターゲットがありますよね。
そのターゲットとするお客様へ、デザインで集客できてる美容室ってほんの一握り...
『このデザインは◯◯サロンっぽい』
って明確にブランディングできたら、すごく素敵ですよね。
例えばOCEAN TOKYO(オーシャントーキョー)なんかは、
誰もが明確に『オーシャンっぽい』と認識できるくらい、ブランドがあります。
やはりこの人たちは、強烈に発信したいデザインを、強烈に練習しまくって発信をしているんだと思いますが
例えばこのヘアスタイルって、他の美容院では発信できないものなのでしょうか...??
ウチにはオシャレなお客様少ないから〜
ウチには年配のお客様が多いから〜
だから流行りのスタイルはやらなくても大丈夫なんです。
これって大丈夫なんでしょうか???
■そのヘアスタイルデザインは『発信しない』のか『発信できない』のか
例えばOCEAN TOKYO(オーシャントーキョー)が発信するようなヘアスタイルをする人は、うちのお店には来ないよねー、と言う場合。
オーシャンのヘアスタイルをそもそもメニューに置いてないからお客様が来ないのであって、実は
お客様は『来ない』のではなく『呼べてない』のでは???
これは田舎だろうが都会だろうが、(絶対数は違えど)ほとんど関係ありません。
ハイライト、バレイヤージュ、グレージュをやってみたい!というお客様は、お店にどれだけいますか??
『来ないからやれないのではなく、やれないから来ない』
これではいつまで経ってもデザインの追求ができないし、
こんなカラーをしたいオシャレな美容師さんはどんどん他所へ行き、衰退するしかありません。
お客様は『欲しいものが売ってるお店』に行きたいし、
美容師は『売りたいものが売ってるお店』に行きたいのです。
■世間のニーズを作り出す発信力
発信できない美容師は、
『なにか買いに来た人』に商品を売ります。
発信する美容師は、
『オススメ商品を買いに来た人』に商品を売ります。
【お客様と一緒に〝なりたい〟を創ります】というプロフィールの美容師さんをよく見ます。
僕はこんなプロフィールはダメだと思ってます。
例えばこれが飲食店だったらどうでしょう。
うちは『麺屋』です。
来て頂いてから、一緒に美味しいうどんか蕎麦かラーメンかを決めましょう。
嫌です。
ラーメン食べたいので、
ラーメン屋に行きます。
こーなりますよね。
これが良かったのは〝商品の情報が乏しかった時代〟に通用する話。
〝『どこに何が売ってるのか』がネットで探せる今の時代〟に合わせるためには、
お客様を『待つ』のではなく、お客様を『呼ぶ』事をした方が、
きっとこれからの美容室が繁栄するんだと僕は思ってます。
■放っておいても勝手に来てしまうお客様の弊害
NYNYのようなある程度名前の通ったチェーン店は、
ブランドネームである程度の数の〝お客様が来てしまいます〟。
それがゆえに、自分のデザイン発信で集客するという感覚が薄い傾向があります。
デザインを楽しんで発信できる美容師さんなら良いですが、
なかなか発信が苦手な人の方が多いのも事実です。
会社がお客様を呼ぶ力は強い、けど個人がお客様を呼ぶ力も強い。
どちらもバランス良くやっていきたいのが、僕の考えではありますね。
なんにせよ、美容師とお客様が幸せなればそれでよし!
稼げる美容師に必須なスキルは、これからもどんどん提案していこうと思います。
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