材料比率ってどれくらいが適正なんでしょう。
NYNYでは各店舗に『材料管理』をするリーダーがいます。
彼らが仕入れ、日々の棚卸し、カラー剤やシャンプーなどの使用量を管理しています。
例えばカラー剤を一度で作る量は◯gとか、
シャンプーは◯プッシュとか、
スプレータイプのTRは◯回とか...
長さの取り決めも人や店によってバラバラなので、
この髪型はショート
この髪型はミディアム
この髪型はロング
などなど。
NYNYでは全店、ここまで決め込んで無駄な材料費の削減をしています。
とは言えたまに、こんな事を言う美容師がいるかもしれません。
『そんなもの決めてもお客様によって髪の量も状態も違うのに、決められるものじゃない』
そんな人はじゃんじゃん剤を使いまくって職人魂を爆発させてくれたらいいですが、
NYNYではそんな人がいたらシバかれます。笑
材料リーダーといっても年齢キャリアは様々で、20代前半の人から30代後半くらいまで、各店舗責任ある人たちが集まって、
かなり経営に近いお話をしています。
NYNY27店舗、全店の材料費比率の平均は5.4%。
これでもこの人たちのおかげてカナリ低くなりました。
中には5%を切るお店もあるので、
どのようなやり方で材料比率を下げるのか、この会議で情報や仕組みを共有して、全店に落とし込む。
NYNYではこの数字をたった1%下げるだけで、年間数千万円の削減になる。
この会議を仕切ってくれてるFCオーナー、福井さん。
福井オーナーは事あるごとに、こんな事を言います。
この材料リーダー達が、全店比率を1%下げる事で、新しいお店が1つ出来るくらいの数千万円ってゆうお金が削減できる。
君たちは〝NYNYの未来〟を担っているんやで。
店長やプロデューサーが〝攻め〟ならば
材料リーダーたちは〝守り〟
おもっきり売上を上げて、材料は下げる。
雇われの時はじゃんじゃん剤を使いまくっていたのに、いざ独立した瞬間、ケチケチしまくるのが美容師あるある...ではないですか??
(↑本当によくこんな話を聞くww)
NYNYスタッフは入社した瞬間からこんな事を勉強して、当たり前のように実行する。
環境による価値観の違いはホントに大きい。
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