知らないものを『知らないです』と言う前に、まず調べてから質問する人になろうと思います。
自分でキチンと調べてからの質問は、内容の質が全然違うからです。
質問内容の質が悪ければ、相手の時間を無駄に奪うだけでなく、評価を落とします。
相手が自分を育てる立場にあればまだ許されますが、ビジネスで対等な立場を築くならもはや相手にもされないでしょう。
これを『質問力』といいます。
『聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥』という言葉がありますが、それはインターネットが無かった昔の話で、今は少しニュアンスが違うように思います。
『調べて分かる事を聞くのは一生の恥』
と言えるくらい、人は簡単に知識や情報を簡単に手に入れられる世の中になっています。
自分に知識が無かったとしても、インターネットという〝情報バンク〟があれば、殆どの情報がすぐに取り出せるので、あまり重要視されなくなってきましたね。
六法全書を丸暗記しないといけない弁護士は昔は重宝されたかもしれませんが、
今はAIの技術が上がり、AIの方が知識も多くて情報を取り出すのも早くなってしまった。
ではこれから人間の知識ってこれからどう役立たせていくんでしょうか?
これから必要なのは情報を理解する力と、活用する力
いちいち丸暗記してなくても、情報は誰でもすぐに取り出せるようになりました。
そこで必要になるのは、その情報をちゃんと拾って、理解する力が重要になってきます。
例えるなら、
①図書館にある沢山の本の中から、お目当ての本をすぐに探して持ってこれる力。
これは図書館の仕組みをキチンと知っていたり、図書館に通い慣れているかどうかの差なんだと思います。
そして
②その本の知識を、上手く今の自分の状況に当てはめる力。
これは今の問題をちゃんと理解しているかどうか?によります。
質問力を付けると、会話が面白くなる
面白い質問は、会話や議論を面白くします。
話が盛り上がるのはもちろん、質問された方も『そんな考え方もあったんだ』と新しい発見があったりします。
ベースになる知識がお互いにあるからこそ、どんどん話が発展して会話を楽しめる。
そんな『質問力』を身につけられるように、疑問に思ったことをすぐに調べる習慣をつけてみてはいかがでしょうか。
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