美容師がヘアデザインを売る商売として〝デザイン学〟とか〝行動心理学〟いうものを勉強すると、とても役に立つことがあります。
僕は以前NYNYに入社前にチラシやWebサイトのデザインも少しかじっていたので、本格的ではないですが『購買意欲につながるデザイン』を色々意識したりはします。
例えば文字のフォントや、テキスト(文章)の配置の仕方などにも、お客様が心理的に〝買いたくなる〟デザインを仕掛ける事ができます。
トレンドニュースでこんな記事をみつけました。面白かったのでシェアします。
『人気パッケージの比較調査』で、年代や性別、ジャンルごとに分けて人気調査を行った記事なんですが、この記事の中で興味深い文章がありました。
恐らく、年代が上がるほど保守的な価値観や好みが強くなり、新しいデザインを見ても、高く評価しない傾向が強くなるのではないだろうか。
(中略)
新しいパッケージデザインを打ち出す場合には、世代が上がるほど保守的になることを念頭に入れる必要がある。
これって美容室でのお客様が要望をくれる際も、同じ現象が起こりますよね。
デザイン性にチャレンジする気持ちよりも、安心感や機能性を求める。
男性よりも女性の方が好みにバラつきがあるっていうのも、商品パッケージも髪型も同じです。
そうするとモノを売る側としては、これを踏まえた上でお客様の好みを上手くコントロールしてマーケティングを考えたいわけですが、お客様と美容師の1対1という考えではなく、地域の美容室とお客様という範囲で考えて『美容室』という大きなパッケージデザインを仕掛けていく。
こんな事を考えられたら、もっと集客をコントロール出来るのではないかと。
少し話はズレましたが...
とにかく色んな角度から、色んな知識を取り入れてチャレンジしてくことで、仕事がもっともっと面白くなるので、ぜひ沢山勉強することをおすすめします。
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