例えばSNSのフォロワーを増やすノウハウって世の中に沢山あって、ググればすぐに『フォロワーの増やし方』とか『○○日でこれだけフォロワーが増えた!』というマニュアルとかレポートがすぐに見つかります。
美容師で言えば顧客のリピート、いわゆる再来率を上げる策なんかも(昔からずっと美容室運営のテーマでもあるので)色んなノウハウとかツールとか、考え方とか、仕組みとか、色々ありますよね。
ただやっぱりその両方で言える本質、つまり『顧客のファン化』っていうのは、まさにお客様とのコミュニケーションでしか無いな!と改めて思うんです。
一方的な『投稿』はコミュニケーションではない
先日のブログでも言いましたが、例えばインスタなんかも写真を一生懸命投稿するのはいいですが、SNSの本質はやっぱり〝好きなものが同じ人同士が共感するツール〟であるので、そこにコミュニケーションが無いと『いいね』やフォローが少ないです。
まぁいわゆるエンゲージメントを見るってことですね。
例えフォロワーが多くても、反応が薄いのは本当のファンが居ないから。
コミュニケーションが密なフォロワーが沢山いれば、例え数は少なくても反応の割合が高い。だから結局、一方的な投稿だけで沢山の反応が得られるのは、よほど質の高い投稿じゃない限り難しいんです。
顧客のリピートもコミュニケーションの量で決まる
美容室のリピート率も、このコミュニケーションが大きく影響すると考えてます。
主な失客理由の一つである『なんとなく行かなくなる』を防ぐのも、やっぱり美容師とお客様のコミュニケーションが無いからという理由に当てはまります。
僕の尊敬する福岡の経営者さんZENさんが打ち出してる『美容師さんとの交換日記』も、その辺のポイントを上手く突いていてめちゃ素晴らしいツールだと思いますし
うちの一部の店舗で導入してる『美歴』も、お客様と美容師とのコミュニケーションをスムーズにする最強のツール。
単純な接触回数もそうですが、関わりの薄い人との関係性というのは行動を促しにくいのは明らかです。
『いいね』を押すから『いいね』を貰えるのがコミュニケーション
投稿すること自体が目的ではなくて、その投稿を軸にしてどのようにお客様とコミュニケーションが取れるか?を分かってる人は強いです。
見ず知らずの人、関わりの薄い人の投稿に『いいね!』を押さずにスルーするのと同じで、
相手との関わりがないのに『いいね』を求める方がそもそも難しいことです。
よほど質の良い投稿ができれば良いですが、そうでなくても沢山の人から支持を貰えるのはやっぱり普段からの絡み(コミュニケーション量)に比例します。
対お客様の話に戻りますが、
お客様に『いいね』と思って貰えるのは積極的にお客様と仲良く絡みに行くからです。
数ヶ月に一度のたった数時間の絡みを超えて、いかにツールを上手く使ってお客様とのコミュニケーションを図れるか?
というのが今後、情報過多の時代に必要な美容師スキルになると思います。
頑張っていきましょうね!
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