ホットペッパーでもホームページでも、お客様がネット予約をされる際、離脱する(見てるページを離れる、もしくはブラウザを閉じる等)割合が最も高くて重要なのは、どのページだと思いますか?
ヘアカタのページ?クーポンのページ?
いえ、実は『日時選択ページ』です。
実は1番単純なようで難しい、この『予約枠コントロール』が、ものすごく大きく動員(ないし売上)に影響を与えてます。
いかに予約枠を空ける〝意識〟をするか?
これはサロンによって色々考え方の違いが出るとは思いますが、やっぱり〝いかに空けるか?〟の意識で予約表の管理ができてるお店はめちゃくちゃ売上も高い。
当然、ダブル・トリプルブッキング(もしくはそれ以上?)の予約でお客様をお待たせしまくるのはNGですが、
僕らのような業態のスタンダードサロンはマンツーでは無いので、この予約枠を改善すればするほど『お客様に親切だ』と捉えて動員を拡大して行く必要があります。
毎日どのくらいの〝見込み客様〟を逃しているか?を知る
この表は自社で作ったものですが、
『日時選択ページを見た人』
『予約完了画面を見た人』
それぞれの数を毎日Google Analyticsから自動で取得するスプレッドシートです。
(もうすぐ社内リリースする予定)
例えば参考値としてみて欲しいのですが、
左側のA店は毎日15人から30人弱のお客様が『日時選択ページ』に来られていて、そのうち毎日10人前後の人が実際にご予約をしてくださっています。
連休が始まる前の8日、
連休初日の9日には比較的多くのお客様が『予約をしたいなー』と思い日時選択をされています。
と言うことはこれだけ予約をしたいと思っている見込み客様が沢山いると言うことなので、何かしらの方法で予約枠を開ければまだまだ入る可能性があるという事ですね。
異常値を見つけて理由をかんがえる
例えばこのお店は平均が55.3%と、他店に比べて予約成約率(コンバージョン)が低めなんですが、実はトータルで見てみると予約全体数は多い。
と言うことは、他店に比べてより多くのお客様が『日時選択ページ』を見にきてくれているので、見込み客様が多く、スタッフ数を増やせばまだまだ客数が伸びるという判断ができるかもしれません。
ですが日々のコンバージョンを見てみると、
他の日と比べて異常に予約成約率(コンバージョン)が低い日がありますね!
ではこの6日(水曜日)に何が起こったのか?どう改善できるのか?
このように原因を探ることで、よりスタッフの『予約管理意識』が高まっていくんですね。
お客様に負担のかからないよう、上手く予約枠をコントロールしていくために〝どう改善するか?〟を日々考えられるお店の文化を、管理者の方は作っていって欲しいと思います。
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