今日はNYNY本部の事務所(京都)にて、今年入社するスタッフの『入社説明会』がありました。
今年の入社は美容師58名+レセプション1名。
この説明会では、もろもろの手続き含め、入社してからの流れを色々と説明します。
いやーこうやって見てみると、めちゃ多い!!!
入社リストで名前だけ見てたのと違い、こうやって実際に集まると改めてそう感じます。
全国津々浦々、NYNYに夢をもって入社してくれたスタッフ達。送り出してくれた家族や先生からの責任をバトンタッチです。
毎年こうやって新卒スタッフを見て感じる事なんですが、みなこれから同じスタートを切っても初めはリアルに能力差が出るものですよね。
僕も専門学校をでて美容室に入社し、働き始めた最初の数年間は〝自分の能力の低さ〟によく悔しい思いをしたものです。笑
先輩からしてみれば、どのスタッフもそれぞれ育ってほしいので関係ないかもしれませんが、同期の中でも歴然とした成長スピードの差がついてくると、本人はとても焦るし、性格によっては心が折れる人も出てくるかもしれませんよね。
自分がそうだったから余計にリアルに感じる事なんですが、
社会人スタートは皆同じこの時期なのに、なぜか明らかに初めから能力が高い人がいるのは何故なんでしょう??
これまで出会ってきた『大人』の質で変わる能力差
これがめっちゃあると思うんです。
本人ではなく、これまでその人が出会ってきた大人によって、社会人一年目の良いスタートを切れるか?切れないか?が決まるといってもイイ。
一言で『能力』というと誤解を産むかもしれませんが、手先の器用さとか、ベースの性格は置いておいたとして、
気遣い力や考え方などに明らかな差があるのは、これまでの人生で出会った大人たちに『どんな事を言われて育ったか?』です。
単純な知識ではなくて、人との付き合い方、自分との向き合い方、人を思いやったりする心、気の使い方、努力のコツ、勉強のコツ...そんな肝心なことを教えてもらってるか?
これはある人にとっては親や家族かもしれないし、先生かもしれないし、バイトなどで出会った先輩や友達かもしれない。
その人たちに今まで約20年間、『どんな事を学んだか?』って、この時期にめちゃくちゃ〝能力差〟として出てしまうんです。
だからこそ僕らに大きな責任がある
入社するまでに出会ってきた大人に(ある意味)恵まれなかったスタッフには、これから関わる僕たちがどう関わって、本気で向き合ってあげられるか?がとても大切だと思ってます。
今までどの大人にも教えてもらえなかった事を、いま、教えてあげる責任がある。
もちろん僕ら先輩上司もまだまだ成長過程なので人生の全てを?(笑)教えられるはずもありませんが、少なくとも僕は明らかに社会にでて頭を打ったタイプですので...
社会に出るまでに教えてくれる大人に出会ったのなら、たまたまスタートダッシュが早い。
けど今までに教えてくれる大人に出会ってなければ、これから出会えばいいだけです。
人生100まで生きるとして、まだたった5分の1程度ですが、今までもこれからも、
どんな人に影響を受けて、どんな人に気付かされ、どんな人に学ぶことができるか?
これをテーマに僕たち先輩上司も彼らと向き合い、同じ会社の仲間として成長していきたいと思いますね。
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