NYNYの新人研修では、技術や接客マナーを教えてもらう事の他に『フィロソフィー』といって美容師の先輩のいわゆる〝哲学〟を聞ける時間があります。
哲学といってもそんなにカタイものではなく、今までの生い立ちや経験、考え方、フレッシュな新人に伝えたい事などを約30分間ほどお話する時間です。
FCオーナーや、エリアマネージャー、ぼくら本部マネージャーまで、キチンと準備をしてしっかり話を聞けるので、結構勉強になりますし、僕らが聞いても面白いんですよねー
まさに人の経験こそが最高のコンテンツです。
失敗例や成功例、何を思って何をしてきたか?この先何をしていきたいか?
そんな人の人生の話を聞くと『自分もこれから頑張ろう!』という気持ちになったり、色々と感情が芽生える刺激となって良い事だと思います。
自分に必要な人は必要なタイミングで出会う
僕はよくスタッフに話すんですが、
『人と、本と、音楽は、自分の必要とする人生のタイミングで出会うべくして出会うよ』
これは今悩んでいる事であったり、目の前に大きな壁があったり、マンネリしたり伸び悩んでたりする時に、ズドンと心に来る言葉を与えてくれる人が現れるんです。
答えをくれると言うよりかはその言葉によって〝気付く〟とか〝理解する〟って感覚が強く、今の自分の考え方とか行動などを見直すチャンスをくれるタイミングとも言えます。
みなさんもそんな経験ありませんか?
この新人研修でのフィロソフィーも、誰か1人にとってそんな出会いになれば本当に価値があるものだと僕は思います。
人やモノは常に在るけど、それを取りに行くのは自分
これは僕が禅修行に行って学んだことでもあるんですが、この『必要な人が必要なタイミングで現れる』のも結局は自分が変わったからだということです。
要はラジオの電波の様に、常にそこに在るものに対していかに自分のチューニングを合わせに行くか?です。
電波の周波数を『誰も発信してない周波数』にしていれば何も聞こえないし、あるチャンネルに合わせれば聞こえます。
いま自分の心理的傾向や考え方、イメージとの関係によって見えてるものと見えてないものは沢山ありますが、
結局は自分の心の持ちようによって周囲までも変わって見えるし、新しく見ることができるようになります。
例えばこうやって書いてるブログでも、読み手の心理的傾向やイメージによって伝わりかたが違います。
でもそれで良いと思ってるし、
『届く人には届く、届かない人には届かない』というもんです。
だから『成長要員である情報を欲しいなら、自分で取りに行く!』というスタンスさえ保って行動していけば、自分はいくらでも人と出会えるし、成長していける事ができる。
結局、受け身はあかんよねーってゆうお話。
一度ゆっくり冷静に、今の自分を考えてみるのもいいかもですね。
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