『継続することが大事だ!』と誰もが分かっていて、それでも継続ができない原因は何でしょうか?
それは、やり方でもなく、覚悟でもなく、意思の問題でもなく、
ただ単に『改善がないから』だと僕は思います。
『改善』は全てのモチベーションにつながる
改善するって一言で言ってもピンとこないかもしれませんが、
要は『次はもっとイイものにしよう』という〝自分の意思〟です。
たとえそれが誰かに決められて、やらざるを得なくなったものであっても、そうです。
自分で『次はもっとイイものにしよう』と思う意思があれば、それが継続する事につながっていきます。
改善というのは、今のモノを改めて良くすることです。
今あるものから更に1つ、2つとレベルを上げていくためには、改善点を見つけることが必要ですよね?
その改善点が見つからない事で、人は物事に飽き、
『これ、やってる意味あるのかな?』
と疑問を感じ始めて、続ける事をやめてしまうんです。
脳は意外と単純なので、快楽を得られるものを求める性質があります。
僕はよく自分でもこれを利用するのですが、
脳に快楽を与えるためには、改善して良くなったものに対する満足感を与えるんです。
『改善→良くなる→満足感』
これをループを自分の脳に覚えさせると、自然と継続が可能になってくると思います。
継続はそもそも目的ではない
そして多くの人はそもそも『目的は何か?』を忘れがちで、
継続する事が目的になっている人が多いんです。
何かを始めるにあたって、続けることだけを目的にする人はいないはずです。
最初はほかに何か達成したいことがあって、それを目的にしているはずです。
だから継続はただの〝やり方の1つ〟であって、それ自体が目的であるわけではありません。
目的がブレてくると、メリットを得られるものが薄くなってくるので、
やがてやりたかった事、やるべき事の決意が揺らいできます。
目的は別のところにあり、継続はその目的を達成するための〝改善の一部〟に過ぎないんです。
だから改善が必要であり、続けるコツは改善という部分に繋がっていきます。
一度成果が出るまでやってみることが財産になる
一度継続を頑張って得られた成功パターンは、次に自分がチャレンジしてい事への自信につながります。
目先の利益ばかりをとってしまい、先の事を計算できないまま、
今楽な方向へ進んでいってしまう自分を変えたいなら、1回でもいいから続けて成果がでた経験をしてみるといいと思います。
何故ならそれが自分の財産になるからです。
継続は目的ではなく、やり方の一つではあるんですが、
継続する〝力〟や〝経験〟は自分にとって大きな武器になる事は間違いありません。
それは何故かというと、改善を繰り返す能力が備わるからです。
継続するには改善が必要、つまり継続してきたことは改善力もついているという事。
過去を振り返り、反省し、それを改善して、また行動する。
これが出来た経験こそが、次につながる力となるように思います。
0コメント