〝芯が通っている〟というのと、
〝アップデートされている〟というものは全然、意味合いが違って、
特に特に戦略とか、システムを使ったマニュアルとか、消費者のニーズや動向なんかは、日々刻一刻と新しい物にアップデートされて行ってます。
なので、
今日正解だと言ってることも、明日変わってる可能性が大きくあるっていう〝危機感〟を持たなくちゃいけない。
僕は普段よくマニュアルをつくったり、講習用の資料をつくったりして、美容室の現場をサポートしているのですが、
数年前、下手したら半年前にレクチャーした内容と、現在では大きく内容が変わる事もあります。
何故だと思いますでしょうか?
アップデートしていくことの大切さ
人間は常に成長していきますので、毎日触れたもの、情報、人、体験なんかによって、新しく気付くものや発見するものなんかは沢山ある。
なので、過去の成功体験や考え方なんかにいつも引っ張られていると、その新しいものに気付けなかったりすることがたまにある。
新しい物を見ても、『これは〇〇の延長線だ』と決めつけてとらえてしまう事で、今本当に消費者に受けているものの本質を見抜けなかったりする。これはかなり痛い!
なので僕らモノを売る側は、常に考えをアップデートするように身構えておかないといけないし、そこに危機感を持っている人だけが、売れ続ける考えを持つコツなんだと思う。
つまりアップデートは、過去の経験にとらわれずまっ白な気持ちでのインプットするのが、大事なんですね。
常に真っ白な気持ちでいる唯一のコツとは?
とは言え僕らは絶対に『自分の性格』とか『今までの考え方』に引っ張られて、物事を新しい目でみて感じる事はとても難しいですよね。
誰だってそれを覆すのは難しいんですが、唯一そこを崩せるやり方があります。
それは私たちが常に〝純粋な消費者〟であることです。
新しいもの、サービス、店、スマホのアプリ、ガジェットなんかを率先して自分で体験(消費)しに行く!という気持ちがまず必要です。
私たちは年をとるにつれて、だんだんそのような〝新しい物〟に手を出さなくなります。なぜかというと、面倒くさいからです。
若くても性格的に面倒くさがりや、良く言えば保守的な人たちっていると思うんですけど、
いつまでも自分の興味ある超超狭い分野のものだけ消費していては、モノを買う人の心理が理解できません。
モノを買う人の心理が理解できないという事は、モノを売る発想ができないのと同じなんです。
これが出来なければ、いつまでも古いマーケティング思考に陥ってしまって、気づいたときには世の中のモノとお金の動きに着いていけなくなってしまう...
そうなったら挽回するのが本当に大変です。
過去の体験を常に否定or疑問を持つ習慣を
過去の成功体験を理屈で理解している人は、過去の自分を簡単に否定できます。
逆に、感覚で成功体験を持っている人は要注意だと言えます。
成功した理由を本質的に理解していないと、
今この瞬間も『とりあえず同じやり方』でトライするしか方法がないからです。
たまたま上手くいけばよいですが、多くの場合、消費者のトレンドや好み、更には『新しいデバイスやサービス』なんかが絡むと、今までの成功パターンは一切通用しないことなんでザラにあるように思います。
例えば身近なところで言えば、SEOなんかがそうです。
(身近なのか...?笑)
大昔のSEOの知識のまま、一生懸命いまのサービスに当てはめて無駄なワードを入れまくってたりする人いませんか??
SEOの本質は『消費者(ユーザー)がいかに読みやすく、有益な情報であるか?』なので、今や古いSEOの知識で発信をしていても、ただ読みにくい言葉の並びになってしまってることが沢山あります。
世の中は今こうしている間にも、どんどんアップデートされて行ってて、私たちはそれを上手く使って商売をしていかないといけませんから、
私たち自身も、昨日言ってたことを平気で明日違う意見に持っていけるほどの『勉強』をしないといけません。
勉強は満足したらそこで終わりです。
危機感を持ちましょう!
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