予約が暇な時って不安になりますよね。
次回予約比率が高いお店だったり、常に平日も繁盛している状況のお店はそんなことないかもしれませんが、
特にこのコロナ空けで顧客の周期も全国的に狂ってる状態で、どこの美容室さんも少し暇な時間が増えてる印象です。
緊急事態宣言の解除以降、7,8月は過去最高値をたたき出したお店も多かったと聞きます。当然弊社でもめちゃくちゃ上がりました。
でもそれは顧客さまの周期が偏っただけであり、8月に中旬以降は全国的にガクン!とPVと動員が落ちているといった現象がおきました。
もちろん単店でみれば変わらずお客様で溢れているお店もありましたが、ほとんどの美容室が急に暇を持て余して焦っておりました。
そんな時に顧客さまを誘導するツールとして有効なのがDM
LINEだったり、メールだったり、ホットペッパーのメッセージだったり。DM昨日は活用してるお店は多いと思います。
で、この暇になったタイミングで焦って少し思い切った安めのクーポンを配信しちゃったり、することもあるのでは??
いや、個人的にはそれを全く否定していることもなく、経営者さんの考えにもよりますが当然弊社でもゲリラクーポン(突発的におくる限定クーポンメール)は結構送ります。
これが失客の掘り起こしにつながったり、行こうかどうか迷っている方(いわゆる浮遊客さま)の背中を押す良いタイミングになったりする場合もあり、成功例はたくさんあります。
もちろん、逆に単価が上がっちゃうパターンなんかもめっちゃあるので、当然うちではそっち方向で配信をしていくのが基本ではありますが。
だからこそ顧客の来店周期やメニュー、単価や属性なんかを緻密に計算し、セグメント分けしてDMを送ることはとても必要なんですよね。。。
ただやっぱり最近思うのは、
暇なときに送るんじゃなくて忙しいときに送った方がいいやん!
てことなんですが、どう思われます?
暇な平日に突然DMやLINEを送るのではなく、
忙しい週末にむけて送るとお客様はどのような心理になるのか。
実は暇な時に送って必死の安売り集客するよりも、
忙しくて予約パンパン間際の時にズバンと送つほうが、心理的な効果が高いです。
もちろん、本当は平日や土日祝の山を作らず、平坦に予約表を埋めるのが正解です。
ですがそれはお店のキャパの問題や、必要な動員数、置かれた状況によっても様々です。
やはり、パンパンの予約表を見せて価値高めて勿体ぶった方が記憶にも残るし、
実は大多数のお客様が本当に『行きたい!行ける!』ってなる日が土日であることは間違いありません。
・期待感を高めてDMから予約表を見に行き、予約がいっぱいで取れない...
・期待感を高めてDMから予約表を見に行き、予約ガラガラ...あ、暇だから安くしてるのね
→どっちが好印象でしょう??
平日への誘導は『安さ』ではなく『価値』で
お店のファン客に対しては、自ら平日に予定を合わせて来たくなる演出も大事です。
つまり、本来土日しか美容室に行けないはずなのに平日にわざわざ予定を合わせていきたくなるほどの価値を提供すること。
言葉でいうのは簡単ですが、こーゆうものは日々の積み重ねで、コツコツ積み上げてブランディングしていくものです。
『予約がとれない』はページ離脱の大きな要因ではありますが、
それすらも上手く利用して空いてる時間にご来店していただくのがマーケティングの腕の見せ所です。(もちろん安売りしないのが理想!)
人気美容師さんがインスタで予約表だして『空きが出ましたー』ってやってるでしょ?
予約の取れない人気店ってイメージ強いじゃないですか。
値段が安い、高いのコントロールではなく、違う魅力でしっかりと価値が伝わるようにマーケティングし、集客をしていくのが、これから中価格サロンがとるべき選択。
マーケを勉強して、楽しく美容師やりましょうね!
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