『風が吹くと桶屋が儲かる』
こんなことわざを聞いたことがありますか?
ある現象がおこる事で、パッと見『全然関係ないやん』て思えるような場所や事柄に影響が起こる事のたとえ。
これがこのことわざの意味です。
江戸時代のことわざなので桶屋さんなんか現代にはありませんが、どのような理屈でこのことわざが生まれたのか?調べてみました。
風が吹く
→土埃が舞う
→人々の目に入る
→盲人が増える
→仕事がなくなる
→三味線で生計を立てる人が増える
→三味線が売れる
→材料である猫の皮の需要が増える
→猫が乱獲される
→猫の数が減る
→ねずみが増える
→ねずみが各家庭の桶をかじる
→桶が使い物にならなくなる
→桶がたくさん売れるようになる
こうゆう事だそうです😳💡
途中若干無理あるように感じる箇所がありますが、笑
とにかく周り回って全然関係ないところに影響が出る事を『風が吹いたら桶屋が儲かる』というらしいです🤚🏻
でね、ここからが本題。
『風が吹いたら桶屋が儲かる』というこの現象は僕が思うに、
〝意図的に仕掛けることができるなら、それはもはやマーケティングだ〟
と考えています🧐
自分が桶屋さんだとして、
桶をどうやって売るか?考えるなら色々と試行錯誤すると思います。
少し安くしたり、広告を打ったり、店員の販売力や接客を強化したり...
普通の人ならこのような事しか思いつかないと思うのですが、世の中には頭が良くて優秀なマーケッターさんが沢山存在するので、
実は上手く『買わされる方向』に誘導されてるんです。
このことわざで例えるなら、
優秀なマーケッターさんは安くもせず、広告も打たず、ただ『風を吹かせるにはどうしたらいいか?』を考えています。
風が吹けば周り回って桶が売れる事を知っている、もしくは、
そう計算して仕掛けるのがマーケティングです。
風を吹かせるのが現実的でなければ、三味線を売れるように仕掛けたり、猫の数を減らしたり、ねずみの数を増やしたりと色々別の策を打つでしょう🙌🏻
まぁこれはあくまでことわざレベルの〝例え〟ですので現実的ではありませんが、笑
【モノが自動的に売れるように仕掛ける】
こんな事が世の中にはホントに沢山あるんですよね!😳
いかがですか?
マーケティングに興味がでましたか??
一緒に勉強しましょう🙌🏻✨
僕はいま、
美容業界にはマーケティング戦略が足りないと思っていて、これを勉強もしくは教育することが業界でひとつ頭抜けるための〝重要指標〟だと考えています。
『何から勉強したらいいかわからない😭』
こんな方は僕のTwitterやブログをまずは読んで頂ければ、ある程度知識がつくように発信しています。
ぜひ、フォローよろしくお願いします😊
風を吹かせて桶屋を儲けさせるのが『マーケティング力』
— いわた@美容室マーケター (@iwata_marketer) August 19, 2020
風が吹かなくても桶を欲しくさせるのが『販売力』
風が吹いたら桶屋が儲かるって発見するのが『分析力』
これらを組織で実行させるのが『マネジメント力』
その桶を造るのが『技術力』
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