SNSって人とのコミュニケーションを楽しむツールなんですよね。
その根本を忘れちゃいけないって、いつも思ってます。
美容師はたまたまヘアスタイルを武器に、SNSで広告を出すことが可能になってますが、
結局はそれが『一方的』なものになると、人とのリアルな関係性は生まれない。
リアルな関係性のないSNSは所詮、その『情報』に人が集まってるだけであって、その『人』自身に集まってるわけではないです。
情報に集客するのは、それはそれで1つのマーケティングですが、
人に集客すると、そこに物語という関係性ができるというメリットがあります。
(これに関してはまた別で書きます)
SNSを使ってる人にしかわからないオフラインの関係性
〝昔やってた〟とか〝たまーにやる〟程度ではなくて、ガッツリ自分で入り込んでる人。
そんな人しか理解できない、関係性の領域がある。
人に何かを伝えたい時、相手にとって1番最適なツールを使い、相手にとって1番〝受け取りやすい〟ツールを使わないといけない。
それは物理的、時間的、状況的に。
その配慮がお互いにあるからこそ、あえてオンラインにするか?オフラインにするかの『配慮』が生まれます。
SNSを日常的に楽しんでない人は、その辺の価値観が理解できないように感じます。
SNSが出来ない人は、直接会っても大した話ができない
一方的に、かつたっぷりと自分の好きな時間に発信ができるSNS。
それが出来ないなら、直接会ってその人と喋っても、きっと大して面白い話なんて出来ない。
...って、会った事がない人はそう判断します。
少なくともビジネスの関係では、メディアで有名でも何でもない人がどんな素晴らしい主張をしていようが、その声が届くのは身近な人間のみです。
その身近な人間ですら、毎日顔を合わす関係性でなければ、その影響力は半減します。
身近な人間ばかりいるコミュニティは、自分の居心地が良い環境でしかないので、一度アウェイの環境に出ると全く発言がショボくなる。
だから僕は毎日発信をする。
28店舗の管理者とオーナー、その下のスタッフ、同じグループのスタッフ、同じ美容師の仲間、ビジネスパートナー、知り合い、友達...
この人たちに毎日会って話をする事が出来ないから、思いを発信する。
しかも相手が受け取りやすいツールとタイミングで。
人に『やれ』と言う前に自分がやってみる本当のメリット
例えば人に『SNSやれ』とか『ブログ書いた方がいい』とか言う前に、自分がやれよ!
って思ってる人は多いと思います。
でもその考えは間違ってます。
自分に指示されてる内容と、指示してくれる人間の仕事は別物。
『やった方がいい』のはあなたへの〝プラス情報〟であって、それを指示した人がやってようが、やってまいが、全く関係ありません。
指示される事に抵抗しても、自分には何の得もないので、意味のない議論になるだけですね。
それでも指示する側が先に自分でやった方がいい理由が2つ。
❶出来ない人の気持ちと改善案が具体的に提案できない
❷結果の分析(PDCA)ができない
例えばいま爆発的に流行ってるTik tok。
これは見ているだけでは何が面白いのか全く分からないし、初めは理解できないかもしれせん。
でも実際流行ってるんだから、やってみて楽しめる感覚を知っておいた方が良いんです。
要は理屈で理解しようとしても、自分をさらけ出していないので、どうしてもその体験を経験する事はできないんです。
経験していない物は本質が理解できない。
↓
本質が理解できないものは、PDCAが回せない。
↓
PDCAが回せないものは、戦略として指示できない。
↓
戦略として指示できないものは、結果に結びつかない
こうならないようにするのが、本当のメリットなんだと思います。
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