口コミの返信の仕方に続いて、
口コミの効果的なマーケティング方法、つまり集客に影響をもたらすやり方について。
まず口コミはネット予約をされるお客様にとって、とても重要なものだと書きました。
そして、その口コミは〝オープンなスペースでのお客様との会話〟なので、
当事者同士というよりも、
そのやり取りを見ているウン百ウン千人のお客様に向けてわかりやすく書きましょう!
という事でした。
ではその口コミをもっと効果的に演出するにはどうしたら良いでしょう?
お客様に書いてもらう口コミの内容をコントロールする
人は誰でも『感想を書いてください』と言われても、簡単にかける人が少ない。
例えばあなたが先週、アパレルのお店に買い物をしに行ったとしましょう。
そのお店の『感想文を書いて』と急に指示されたら、パッと書けますか??
結構な確率で、躊躇すると思います。
普段から感想を言ったり、自分の日常を文章に簡単に表せる人は少数なんですね。
『感想を書いてください』と言われるから難しいのであって、例えば事細かに質問をして、それに答えていく〝アンケート方式〟なら簡単です。
『店内の雰囲気は好きですか?』
『どんな所が好きですか?』
『店員さんの接客は心地よかったですか?』
『それはどんな所ですか?』
『当店は店員の接客の〝心地良いタイミング〟に力を入れてるんですが、それは感じられましたか?』
...などなど。
お店が頑張っている所をあえて言って、それに対しての評価を貰う。
これが本来の『お客様からのフィードバック』なんですね。
口コミを書いてもらうことも、店員や店の都合100%ではなく、
お客様からのフィードバックを頂くことで更に改善をしていく。
これが口コミの本来の意味ではないでしょうか?
ですので、
今日お客様がご利用されたサービス(または施術)に対しての説明から始まり、そこからその感想を頂く。
どうでした?という曖昧な表現ではなく、具体的にお客様が答えやすい質問を投げかけるのがコツです。
お客様のリアルな声によりお店の良さ(サービスや施術のクオリティ)を表に出すことによって、第三者にとってそれが〝良い情報〟
になります。
実際にこれを指示したお店は、
お客様が自発的にお店の内容を具体的に書いてくれるようになることで、よりターゲットに合わせた狙い通りの集客ができるようになりました。
つまり、口コミに書いてあることを体験したいお客様ばかりが来るようになったのです。
ただテキトーに書いてもらう口コミは、良い循環を生まず、ターゲットにそぐわない顧客層を呼んでしまうことになります。
その逆で、
ターゲットに合わせた狙い通りの顧客層を集客したいと思うなら、口コミ内容までも狙ってマーケティングする事が、とても効果的なんですね。
それには美容師側(お店側)の、フィードバックの貰い方が全てだと思います。
うまく活用して、よりよい集客に結びつけましょう。
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