昔アシスタント時代に、先輩によく注意されたことがあります。
『フロアでは常に、お客様に見られている意識を持ちなさい』
美容師の指導あるあるです。
今の時代の『見られている意識』は変化している
お客様見られている意識ってどーゆうこと?
美容師はお客様に技術でついてる時は表情もつくるし、カッコつけてナンボです。
美容師としてお客様にプロの接客をしないといけないので、フロアにいる限りはプロに徹しなさいということです。
お店の端っこでダラダラしたり、談笑していたりしたらお客様はどう思う??
ってな感じで、僕はよく先輩に叱られたもんです。
そして今。
あの頃から10数年経ったんですが、その『お客様から見られている意識』の意味が少し変化してきたように思います。
根本的には変わらず、フロアでは美容師は常にプロでいなさい!という考えは絶対必要です。
お店の規模にもよりますが、1日数十名のお客様の応対をし、その全てのお客様に美容師としてプロの接客を頑張る。
ですが、そうしてる間にも実はその数倍〜数十倍、下手したら数百倍ものお客様に〝見られている〟ことを意識している人は少ない。
そうそれは、インターネットです。
ホームページやホットペッパーやminimo、SNSなどで、今この瞬間にもお客様に見られています。
フロアでチラ見するどころではありません!
ホームページでは美容師のプロフィールを舐めるように見まくっています。笑
試しに自分のプロフィールページの1日のPV数を見てみてください。
それだけのお客様があなた自身を品評してるんですよね...
ヤバくないすか...
これから美容師はWeb接客が必要
美容師はお店で1日たくさんのお客様の対応をしていますが、その裏で数百人に見られている事を意識しないといけません。
目の前の数名のお客様には全力を注ぐのに、
ネットを介してのお客様にはもしテキトーな自分を晒しているとしたら、恥ずかしく思いませんか??
今の全力が、そのネット上で伝わるでしょうか?
あなたがどんな表情で、どんな喋り方で、どんな距離感でお客様に接しているか。
どんな気遣いをして、どんな雰囲気でお客様にサービスを提供しているか。
会ったことのないお客様は全てWeb上のあなたを評価するしかありません。
だからこそ、Web上での美容師としての人格を大事にすべきなんです。
『会ってみたい』『この人に髪やってもらいたい』と思われる人になるために。
恥ずかしくない発信を、
恥ずかしくないプロフィールを、
恥ずかしくない美容師を心がけましょう。
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