僕は本部で主に動員をかける仕事(集客)をしてるんですが、現場に出てお客様の髪を切ることはもう一切してないわけです。
テクニックや設定、ノウハウ、最新の情報や環境はどんどんお店やスタッフに落とすし、それを上手く利用して成功していくスタッフもたくさんいるんですが、
結局『個人の発信』に関してはその人が頑張ってくれないと上手くいかないのが現状。
ここが難しくて面白い。
僕はスタッフに『魚を与える』のではなく『魚の釣り方を教える』ことをしたいと思ってます。
ですので『会社が集客する』っていうのは当たり前で、そこへ更に個人集客を上乗せして個々の能力も伸ばす教育をしていく事が、自社の魅力だと自負しています。
NYNY(またはAsh)は地域の認知度や信頼度が高く、ブランド力で来られるたくさんのお客様に更に上乗せ集客をして、能力の高い個人にどんどん次のステージに行ってもらうのが大きな強みです。
こんな感じで人数規模に関わらず、各店舗やエリアに出向いてノウハウをレクチャーしたり、店舗のミーティングに参加したりしてます。
僕はコンサルではなくNYNYの社員であるので、アドバイスするだけではなく行動ルールを決めてチェックを行い、結果に結びつける所までが責任です。
ですのでやっぱり、何事もまず『自分でやってみる』っていうのが1番大事にしています。
自分でやるからこそ新しい発見があり、研究から生まれた成果をリアルに落とし込むことができます。
先日もある媒体を使って、とあるスタッフの代わりに運用を実践してみたところ、
とりあえず1ヶ月間触ってみて(その媒体だけで)53名の新規集客ができました。
その中には僕の中で色々と実験を盛り込んでいたので、その実験結果がリアルに集客人数に現れた結果だったんですが、
僕はその人数よりも更に大きなノウハウを得たので、またそれを店舗スタッフに落とし込むことができます。
行動量とやり方を適正に見極め、当てはまる店舗に情報として渡し、チェックを繰り返す。ただそれだけなんです。
ぼくの大事にしている言葉のひとつで、松岡修造がこんな事を言っていましたので紹介します。
『100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるかわからないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう。』
マジでそうなんです!
むしろ50回も行かないうちに『いやぁ〜結構叩いてみたんすけど、ビクともしなくて...』と言います。
なので、まず僕が100回叩いて壊してみせます。
そして更に、
100回叩いて拳が壊れないように、50〜80回くらいで壊せる方法を考えて提供します。
50〜80回でもまぁまぁ頑張らないとだめなんですが、僕はこれが出来ないと企業としての発展ができないと思っています。
誰もが100回叩ける能力や体力があるわけではないので、それをいかに効率的に実践してもらうノウハウに転換するかが重要。
現場と本部、現場と経営陣がどちらかに頼りきるのではなくて、ともに成長していける会社にしていきたいですね。
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