大きい声っていうのは美容師の売上と比例するんではないかと思ってる。
無駄に大きすぎるウルサイ声は別だが、声の大きさというのは〝自信の表れ〟でもあるので、売れる美容師としてお客様に堂々と接客をするにはマストな技術だとぼくは昔から信じている。
一般的な人の会話の大きさの平均は、約60デシベルらしい。
僕は一時、この仮説を証明するために色んな人の声の大きさ(デシベル)を測ったことがある。
その時の正確なデータは今ありませんが、
(そのうちブログにまとめるかも)
皆に〝また会いたい〟と思わせる人は明らかに声の大きさがデカかった。
大きい声の人は自信を持って話をするので、その内容に影響力や説得力がある。
逆に声の小さい人は、
自信なくボソボソと話すので、話が心に響かない。
アメリカの心理学者のアルバート メラビアンはある実験から、『人の印象は見た目が55%、声(聴覚)が38%、言語が7%』という結果を発表したらしい。
つまり見た目の次に声が大事だということですよ...
美容師が見た目にこだわるのと同じくらい、声もちゃんと訓練しないといけないですよね。
そして声の大きい人は、必ず〝お客様に合わせた声の大きさやトーン〟を使い分ける事ができてる。
ただいつもウルサイだけではなくて、
デシベルを抑えながらその人に届く声で接客をする事ができるので、指名客(ファン)が増え、再来や売上も高いのだと思う。
だからホントに、
声の小さい人は人生大きく損することだらけだと、僕は思う。
かく言う僕も、昔は〝一切喋りたくない美容師〟だった。
基本喋りたくないので、もちろん声も小さい。そして売れないし指名も伸びない。
売れないから技術を一生懸命練習した。
でも技術をいかに磨いても、どうしても勝てない美容師が沢山いたのが悔しかった。
悔しいからその美容師を研究する時期があったんですが、そこで発見したまず第一の共通点が、まさしく〝声〟だった。
声の質や発声法などは置いておいたとして、まずやっぱり『声の大きさ』は意識(と少しの訓練)次第で、すぐに改善されるもの。
カット上手くなるより、よっぽど簡単で基礎的な事なんですよ。
騙されたと思って明日、いつもより少し大きな声で営業に出てみてほしい...
きっと周りのあなたを見る目が変わると思います。
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