おばちゃんもネットで『近くの美容室』を探す時代。美容師の感覚追いついてますか?


日本でのスマホ普及率が79.4%にまでなったとま2018年今年の調査で出たそうです。

特に年齢別の普及率が面白くて、
50代、60代の人たちでも半分以上は持っているらしい。



美容室で働いてると、50代以上のおばちゃんもたくさん来て、白髪染めカラーをして下さいますよね。

NYNYは比較的若いお客様が多いですが、お店によってF3層(50歳以上の女性)のお客様がたくさん来られる所も結構あります。



そんなお客様が新規で美容室を探す場合、どのように探すのでしょうか。

現場でもご新規でお客様が来店された際、
『何を見てご来店されましたか?』
という質問項目を設けていると思います。


まぁ考えうるのは
チラシ、紹介、ホットペッパー等のクーポンサイト、ホームページなどなど。


では、

予約不要の1000円カットサロンに行く場合はどうなんでしょうか?



NYNYが運営するブランドの1つに『チョキペタ』というメンテナンス系のサロンがあります。

カット1,200円でしてもらえる、予約不要でスピード重視の美容室です。

まぁ同じ業態で言うのであれば、
プラージュ、美粧館、パパスアンドママス、11cut(イレブンカット)等ですかね。


この業態の美容室はNYNYとはまた違うターゲットのお客様を狙っているので、
F3層(50歳以上の女性)のお客様がとても多いです。


もちろん予約不要ですし、
集客方法もチラシやティッシュ等で地域のお客様に認知を広めてやってる感じ。




だからネットなんて全く意味ない。




と思いきや!!

実はしっかり調べてからご来店されてるんですよねー!!



今年から僕がチョキペタの会議にも出席するようになったので、
『何か力になれる事はないか...??』
と色々試していた所...

あるシステムの導入で、今まで〝ネットが通用しない〟と思われていたチョキペタの広告概念が大きく変わりました。
↑チョキペタ関西の一部の店舗データです。


これは検索ワードからのGoogleマイビジネスページ流入を調べたスプレッドシートです。
(サーチコンソールではないす)


UU(ユニークユーザー)数は一応伏せておきますが、僕が設定をしてから毎月3倍、4倍にアクセスが伸びてます。


やはり注目すべきはこの検索ワード。



店舗名を名前を検索する『直接検索』は、地域の認知度(アナログ策)で上がってはいくのですが、

『1000円カット』
『近くの美容室』

この辺のワードでも結構アクセスがあります。

これは正におばちゃんがスマホで美容室を検索して調べているという事。

GoogleがしょっちゅうCMしていますね?

これは、
『調べ物はこうやって調べたら良いんだよ』
と、やり方を認知させるCM。


これで随分〝ググる〟という行為が一般人にも浸透してきました。



さらに、
新聞や地域誌、地域の自治体などが積極的に

『高齢者向けのスマホ使い方セミナー』

を開いて、検索の仕方を教えてます。



『安心スマホ』や『シンプルスマホ』等の高齢者向きのスマホは、iPhoneのiOSと違って基本的にAndroidがほとんど。


という事は、
スマホにデフォルトで大きくGoogleの検索画面が置いてあるんですね!



僕たち美容師が想像している以上に、スマホはお客様の生活に密着をしていて、
〝美容室探し〟の仕方も変わってきています。


おばちゃんだからってネットを使わないっていうのは、ただネット集客の成果が伴ってないだけ。

今後もますますF3層のネット集客、面白くなってきそうですね。


はじめまして、岩田良介です。

『マーケティングで稼ぎたい』と思ってる方の売上と役職を爆裂上げる!
超実践型のマーケティング情報を配信します。

【得意なもの】
・主にweb集客(ホットペッパー、minimo、Googleマイビジネス)
・コピーライティング
・コンテンツマーケティング

【経歴】

▶︎20才〜関西で美容師&アフィリエイト

▶︎30才〜関西NYNY入社 本部マネージャー

▶︎35才〜関西NYNY&関東Ash等 325店舗アルテサロン マーケティング責任者

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