たまには家族で遠出しようと思い、ディズニーランドに行ってきました
ろくに家に帰らず仕事ばかりしてるように思われてもアレなんで、たまには家族で楽しんできました。
僕は中学の修学旅行以来のディズニーランドなので、約18年ぶり??
もちろん家族で来たのは初めてです。
元々ディズニーランド自体はあまり興味がなかった僕なんですが(笑)、先日こんなツイートを見つけてディズニーランドに行きたくなった。
ボクにはマーケッターとして絶対に超えられない壁が存在します。しかもそれは人間ではないのだが、その手法は「魔法」とまで呼ばれる伝説のマーケッターである。その名もミッキーマウス。そこで今日は、ミッキ-のお膝元 東京ディズニーランドに行って魔法の解析に挑んでみたhttps://t.co/k7ZrRGxjgt
— 野田大介 LINEの自動配信WazzUp! (@KURUZE) August 11, 2018
という事で、
ディズニーランドのマーケティングも兼ねて夢の国を体験してきました!
夢の続きを味わえるECサービスの仕組みに感服!
もはやディズニーのサービスの質の高さや諸々を今更語らなくても皆知ってる事だと思います。
ですが最近やたらと電車内広告で見かける『ディズニーランドアプリ』は使った事はあるでしょうか?
チケットの管理はもちろん、パーク内アトラクションの場所や空き時間などが見れるめちゃ便利なアプリ!
このアプリにEC機能(ネット通販)があるんですが、このシステムが面白い。
アプリ内でお土産やグッズを選んで買うことができるんですが、目的はあくまで〝当日買って、手ぶらで帰る〟という事に限定したEC。これが面白かった!
プーさんの『ハニーハント』でテンションが上がった岩田家が、アトラクション出口でプーさんの巨大ぬいぐるみに遭遇。
程よい抱き心地と生地の質感が最高のプー!
プーこの野郎、中々良い仕事するやないか、プーのくせに!!!
娘も喜んで抱きつき、欲しい欲しいとねだるので結局買うことに決めたんですが、今日はあいにくの雨...このまま買って持って帰るには中々リスクを伴う。
という事で、ここでアプリの出番。
この『スキャンボタン』をタップして、
プーのバーコードをスキャン!
そうすると、、、
商品情報が表示され、そのまま購入へ!!
買うの楽すぎ!
こりゃポチってしまうわーー!!
しかもこれは僕が7月に中国で体験した『盒馬生鮮(フーマーシェンセン)』と同じシステムじやないか!!
〝バーコードを読み取ってそのまま購入→自宅に届く〟というECシステム。
まさにオンラインとオフラインの壁を上手く無くして、新しいユーザー体験を提供!
目の前で購入してるけど、物は持って帰らず自宅に配送してくれるとか...良いとこ取りやん。
お土産は実際そこで買って、余韻に浸りながらその荷物を抱えて帰るのも確かに良いが、このシステムは逆に『ユーザーの不便』を解消する事で、新しく購買の機会を提供していると思った。
さらに驚いたディズニーECの凄さとは
プーのバーコードをアプリで読み込み、意気揚々と購入画面に進んだ僕が次に目にしたのはこの画面だった。
なんと!!
このECで注文できるのは、来園当日のみだったんです。
これはヤラレタ...
しかもパークを退園してホテルに戻ってきてからも、ポップアップで出てくるやん...
『アプリでグッズが購入できるのは本日23:30までです。パークをでた後も、お買い物をお楽しみください』
うーなるほど!!
パーク内で購入を迷って買わなかったとしても、パークの熱冷めやらぬ退園後数時間までは再度購入するチャンスを与えられる。
しかもこのグッズは、来園しないと絶対に買えない商品!!
そりゃ買うよね...買ってまうよね...
もしこれを美容院の店販商品ECを使ってやるならば
美容師にお店で商品をおすすめされて、なんとなく『欲しい』と思った商品。
あらかじめ予算を決めてきているので、欲しいけども何となく購入を躊躇う。
欲しい欲しい...と思いながらも結局、言えずにそのままお会計。そして帰宅。
帰ってからジワジワと、『あの時やっぱり買っておけば良かった...』と思いつつも、日が経ってしまって熱が若干冷め、結局パブリック商品を買ってしまう。
お客様は結構こんな感じで『美容専売品』を買うのに慣れていない人がたくさん居ると思う。
もしそれを、『帰ってからゆっくり購入を検討して、本日中(もしくは明日)であれば更にお得ですよ』みたいな訴求が出来れば、お客様はとても便利なのではないか??
やはり商品購入は、熱が冷めないうちに決めて買わせてしまうのが1番!!
オンラインとリアルを上手く合わせ、タイミングをよりお客様の買いやすタイミングに合わし、機会損失をなるべく防ぎ、マーケティングを最大化させるのがこれからのEC。
美容院とは特に相性も良いはず。
ってな感じでディズニーマーケティングの凄さを改めて感じた岩田の休日でした。
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