美容室のクーポンサイトや、美容師のブログ等でたまに『専門用語』を使っているのを目にする事があります。
意図があって書いてるのであれば手法としては良いと思いますが、
カタカナ専門用語が多すぎて読む気失せる文章とかで発信をしても、お客様に届きません。
美容師はあまりこの専門用語を使う意識を持っていないので、あえて意識しないとチンプンカンプンで意味のない発信になってしまいますので気をつけたい所です。
美容師の当たり前はお客様の当たり前ではない
美容師が当たり前に使う言葉やルールは、お客様にとっては何を言ってるのかさえわからない場合があります。
サロンで美容師のいう言葉に『ウンウン』頷いてるかもしれませんが、ほとんど理解されてない事も。。。
まぁ直接対面でお話する分にはニュアンスで伝わる事もありますが、文章になるともっとそれが難しくなるし、何よりお客様に親切な発信ではありません。
『レイヤーがどーのこーので...』
『○○グレージュのバレイヤージュがナントカカントカ...』
気持ちはわかるんですが、笑
より万人のお客様に〝わかりやすく〟魅力を伝えるには、使う言葉のチョイスに気を払うのは絶対に必要だと思います。
TRって何...??美容師の不親切
先日ホットペッパーを眺めていたら、こんな名前のクーポンを見かけました。
【骨格補正カット+うる艶イルミナカラー +極潤Tr】¥7,900
気持ちはわかりますよ、気持ちは。
元美容師なんで、一応。
でも、
『極潤Trって一体何やーーーーっっ!!!』
って気付かないといけません。
文字数が足りなくなったんですよね、わかりますよウンウン。
でも『Tr=Treatment(トリートメント)』というのは美容師の常識であって、一般的に通用するものではありません。
試しに『Tr』をググってみてください。
『TR=トランクルーム』ですって!!!
『極潤トランクルームって、一体何ーーーーーっっっ!!!!??』
更にその下にスクロールしていくと
はい、ご覧の通り『Tr=Treatment(トリートメント)』と説明されている記事は全然見つかりません。
エンジニアさんからしたら、急に美容室のクーポンに謎のテーブルタグがコーディングされてるのかと勘違いしてしまいます。
このように、美容師に悪気はないのはホント理解できるんですが、
せめてお客様の事をしっかり考えて発信に気を払って欲しいと思うんですよ。
Webで気を払えない美容師さんは、リアルでも絶対に気を払えていません
要は意識の差の問題だと思うので、お客様への配慮、気遣いがどれだけWebでも意識が向けられるか?って、これからホントに大事な事だし、
若い美容師さんたちにもソレを教育していかないといけない。
昨日もおっさん美容師の思考停止問題を書きましたが、
何でもお客様を基準に深く考えるクセをつけないと、一流の美容師とは言えないと僕は思うんです。
思考が停止しないように、ちゃんと考えて発信をしていきましょー
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