ほとんどの人が何故やろうとした事を継続できないのか?それは『結果がでないから』です。
結果が出るまでにものすごく時間や労力を消費するので、それに耐えられなくなって継続できない事がたくさん在ると思います。
企画を考えて仕掛ける側、管理をするマネージャーにとって1番工夫すべきなのは、
なるべく短期で成果を上げさせることかもしれません。
人は長期の行動になると飽きる
僕が最近読んだ本で大きく心に響いた一冊が、与沢翼さんの『ブチ抜く力』です。
彼の理屈でものすごく納得したのが、
『結果を出したい行動は短期決戦でやり切る』というやり方。
例えばダイエットでも『半年後までに5キロ痩せる』と決めてダラダラとやるから、途中で飽きてしまう。
それだったら物凄くストイックに1ヶ月で5キロ痩せてしまった方が、苦しい期間は短くてすむ!というもの。
これだけ聞くと賛否両論あるかもしれませんが、納得できる理屈が本の中で述べられているので、ぜひ興味のある方は買って読んでみてください。
どうせやるなら、他の物に脇目も振らずストイックに短期で結果を出す!
仕掛ける側もこれを上手く利用して、短距離走向きなのか、長距離走向きなのかを見極める必要があると思います。
短距離走で爆発的に結果を出す人にマラソンをさせるのはとても酷な話です。
なので、短距離で結果のでる走り方をレクチャーしたり、短距離コースを用意することも大事なのかもしれません。
〝いついつまで〟と撤退ラインを決める
とはいえ仕事で成果をあげるのはとても難しい事ですから、中々設定した期間内で目標を達成するのが難しいこともあります。
特に成功例が明確にでている事ならまだしも、新しくチャレンジする事に関しては〝長く続けてコストがかかり過ぎる〟というデメリットもあります。
コストは金額的なもの、体力的なもの、精神力も含まれます。
なので、ある程度の期間で『撤退ライン』をキチンと決めて指示した方が、次のチャレンジに結びつけやすいです。
撤退するのは諦める事ではなく、次のチャレンジに移行する為の〝選択〟です。
諦めない人はアップデートを評価する
それでも長距離走が得意なランナーも居ます。
短期的な爆発力はなくても、諦めずにコツコツとやり続ける能力は、絶対に評価すべきですよね。
ですが、上手くいかない方法をずっと何も考えずにやり続けるのが美徳ではありません。
思考はストップさせたら意味がないです。
継続するというのは同じことをし続けることではなくて、同じ項目をアップデートし続けることを言います。
何かを続けていようが、止めようが、何も考えずにひたすら作業するのであれば誰でもできる楽な仕事です。
それこそ、AIに任せておけば良い仕事かもしれません。(むしろAIの方が学習していきますね...)
人に指示する時も、やる側の時も、
この点を考えて行動の目標を立てていきたいものです。
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