こないだある服屋さんで服を見ていたら、
ビッッックリするくらい声の小さい店員さんが寄ってきて僕に言いました。
『....ボソボソボソ...ボソ、ボソソソソソ』
『えッッッ!!!??』
『ボソソソンソソ....良かったらソソソソ』
全っっっっ然何ゆーてるかわ・か・ら・ん・け・どッッ!!?
僕、いつも割と真剣に思うんですけど、
このアパレル店員さんもですが、
世の中の営業マンってボイトレしたら、それだけで売上成績が伸びるんじゃないかと思ってます。
もちろん営業マンってお客様に商品を買ってもらう職業ですから、モノや提案が通りにくい美容師さんも例外ではありません。
悪い人じゃないと思いますよ、一生懸命なあのはわかります。
でも、声の大きさだけで普通よりも数百倍損してると思うんです。
声の大きさや質で人は動く
声の大きさというのは非常に重要です。
今まであらゆるビジネス書、会話術、営業トーク術や接客心理学など、今まで数十冊の本を読んできましたが、
大体『声の大きさ』というのは重要視される事が多いです。
声の大きい人は自信があるように見えて、説得力が増しますし、安心感を与えます。
提案を通したり、自分の空気に持っていく人はいつも声が大きいのです。
これは動物学的にも言える事で、猛獣なんかも大きな雄叫びで相手を威嚇してマウントを取ろうとするし、
その辺のヤンキー達や、酔っ払いの大阪のおっさんがケンカする時に大声で相手を威嚇するのも、動物の本能的に相手からマウントを取りたい為だと考えられます。(←たぶんww)
それほどまでに声の大きさというのは、人間の心理的に及ぼす影響は大きく働くし、
それが仕事においても直接的に〝人が動く要員〟になり得るんです。
歴代の大統領に声の小さい人はいない
これまで色んな分野や業界でトップを取る人達に声の小さい人は居ないと思います。
誰かの言葉を借りるなら、
歴代のアメリカ大統領に声の小さい人(と運の悪い人)はいないんです。笑
人を動かすリーダーだけでは無くて、お客様に商品のアプローチをするだけでも同じです。
なので、普段から声が小さい人や、なぜか仕事になると声が小さくなる人は、
意識的に声を大きくだす事をするだけで、周りのあなたに対する反応が大きく変わりますので、一度試してみてください。
『声が大きい』の定義がもし曖昧であるなら、相対的でも構いません。
ちなみに僕はスマホで声の大きさを測るアプリがあるので、それで『売れてる美容師さん』と『売れてない美容師さん』の声の大きさをこっそり測ったことがあります。笑
ガチで10数名くらい測って記録したんですが...途中で『普段の喋り声』と『営業中の声』が違うことに気づいて、調査を中止してしまいました...
ですが、あながち結果は予想通りな感じでした。
無闇にただ大きい声を出すだけだと意味はありませんが、誰かを説得する時だけで良いので、自信をもって大きな声で話すようにしてみてください。
普段の自分の声の大きさ(dBデシベル)と、メニューをアプローチするときの声の大きさ(dBデシベル)の違いをしっかりと記録して、意識してみるんです。
僕は〝なんとなく〟ではなくて、きっちりデシベルを測った方が良いと思ってます。
その理由はこちら▼
そして声の大きさが意識できたら、次は質にもこだわるべきです。
よく通る声、耳障りでない声、元気のある声というのは絶対的に人に安心感を与えます。
普段あまり声質を意識している人って少ないと思いますが、ぼくら美容師は営業職ですから、絶対に無視できない項目だと思うんです。
だからボイトレをしよう!
ボイトレまで行かなくても、何だったらカラオケでも良いです。
カラオケで大声で歌えない人は、人をひっぱるリーダーには向きませんし、お客様の心も動かせません!(極端ですがww)
でも中には、しっとりと優しい声で沢山の人を魅了するウィスパー系の美容師さんもいらっしゃいます。
これは結構“稀なケース”で、声だけで比べるならばよほどの癒し系ボイスであるか、何かしらの特徴があるはずですので、ただ声が小さい人とは別物ではないでしょうか?
ちなみにここまで書いて思い出したのですが、僕は去年にも同じような記事を書いていたのでご紹介します。
とにかく皆さん、声は大事です。
意識して損はないので、ぜひ大きさと質をトレーニングしてみて下さいね!
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