岩田

NYNY サロンマーケター岩田です。

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どこで働くかより〝どう働くか〟

僕は一度美容師を辞めてる。大阪市内で約10年美容師やってましたが、違うスキルで食っていこうと決めて今の会社に転職をした。当時勤めてた会社を辞めることに決めてから、いろんな会社からありがたい事にオファーを受けたのですが、今思えば『美容師はしません』と宣言してる僕を雇おうと思ってくれた経営者さんたちに感謝しかない。当時すでに美容師(プレイヤー)としてはそこそこのランクで、独立してもある程度やれそうな自信はなんとなくあったが、それ以上にweb関連や広告での収入が結構あった。なのでその収入を拡大させたかっというのもあり、現場で髪を切りつづけるという選択肢はもう一切なかった。今考えると若干調子乗ってるのかもしれないけど〝美容師としての先を考えて飽きてしまった、やる気が起きなかった〟っていうのが1番の理由だったかもしれない。10年で美容師のなにがわかるんだよ!と言われそうですが、20年たった今もそんなに考えは変わらず、僕はいまのマーケッターという職種で『美容師さんをサポートする』という仕事のほうが楽しいし向いてるとは思う。人にはそれぞれ適正があるっていうことかな。少なくとも僕は美容師を〝稼ぐ手段〟と捉えて働いていたので、その時はあまり楽しさが見いだせていなかったと思う。そんな感じで当時の僕は『美容師の他に、収入の柱をつくるぞ!』と決意し始めたwebデザインの仕事やアフィリエイトが、いい感じに軌道に乗ったので、いろんな経営者さんに会いまくった。ホームページをつくって、そこからブログやweb予約、EC販売ができるシステムをTo B(いわゆる一般消費者ではなくて、ビジネスをしてる人向けのビジネス)で販売していたので、美容室だけではなくて車の板金屋さん、英会話教室、飲食店などと色々お手伝いさせていただいた。チラシや名刺なんかのアナログ販促物もつくって、それなりに当時は稼ぐことができた。もちろん本業である美容師もめちゃくちゃ忙しかったので、毎朝朝7時に家をでて夜12時に帰ってくる生活。幸い休みは月8回はもらっていたので、講習なんかで出ていく日をぬいても割とwebデザインやサイト作成の勉強時間、クライアントさんに会う時間は確保できた。今思えばその時が1番寝てなかったし、休んでなかったと思う。笑そんな毎日を過ごしているとある日、僕がすごく慕っていた美容師さんから急に連絡があり、こんなメッセージをいただいた。「岩田君に会わせたい人がいるんだけど、空いてる日ない?」この一言が運命の出会いになるのでした。今の会社との出会い、転職会わせたい人がいると誘ってくださった美容師さんは、豊中で美容室を経営されてる美容師さんで、考え方やスタンス、行動力、物腰の柔らかさが素晴らしくて、すごく尊敬している人だった。そんな方からお誘いを受けたので、僕はふたつ返事で『○○日空いてます!』と予定をとりつけた。どうやら僕が作ってるホームページ(ブログサイト)に興味があるという美容室経営者さんらしく、その方に繋いでくれるということだった。どうやら関西でも割と有名な美容室チェーン店のフランチャイズオーナーさんらしく、いままでにない大きな案件になるぞと気合が十分だった。待ち合わせ当日。ある喫茶店に呼ばれた僕は、用意したホームページの構成、料金プラン表、オプションなんかをきっちりと冊子にして持ち込んだ。眉の吊り上がった強面のオーナーさんは、あまり話も聞いてない様子でフンフンと頷くだけだったので、説明しながらも内心の焦りはあった。ただ僕は妙に上手くいく自信もあったので意気揚々とプレゼンを終えた。すると、それを聞き終わったオーナーさんは急に眼を見開いて食い気味に僕にこう言った。「岩田君さぁ、美容師?」「はい、美容師です。」「さっきから説明聞いてたけどさあ、美容師ちゃうやん」「え、あ、はぁ...(ホンマに聞いてたんかい)でも一応美容師目線でサイトを設計できるのが僕の売りでして...」「うちで働いたらいいねん」「ファッ!?」「うち知ってるかわからんけど、関西で○○店舗ある割と大きめの美容室やねん。ほんで親会社が横浜にあってな、上場してる企業やから割と規模があるねんな」「あ、はい...存じてます(一応調べてきた)」「でな、岩田君がやってる今のこの仕事さあ。たしかに凄いし、これから絶対需要も伸びると思う。けど、webの業界って結構スピードも速いし、どんどんすごい人も増えていくよね、きっと。」「...まぁ、たしかにそうですね...」「2,3何したらもっといいシステムがもっと安く出てきて、凄い人も増えてキツくなるやろなぁ。相当がんばらんと。」「...はい...」「岩田君はさぁ、その〝美容師目線〟っていうのを売りにしたいんやろ?そしてらな、うちで働いて経験もっと積んだら、もっと成長できるしええと思うけどな。」思ってもみないオファーにびっくりした。確かにwebだけで食っていくには厳しいこともわかっていたし、もっとたくさん経験を積まないとっていう焦りや不安もあった。そんな中で、バックが大きな美容室で働いて経験を積めるというのは、魅力的な話ではあった。オーナーさんは更にこう言った。「うちの会社な、最近ちょうどめっちゃくちゃ優秀なweb関連の人が親会社にきてな、改革おこしていってるねん。やばいで。その人にも1回会わせてあげるから、今度うちの店来たらええねん。ちょうど〇〇日に講習会あるから」「え...いいんですか?」「うん。やっぱりフリーでやっていくより、大手でいろんな経験積んで、いろんなスキル磨いていったほうがええと思うよ。ほんでちょうど俺、4か月後に新しく店OPENするねん」「え、そうなんですか」「そこで岩田君のしたいweb集客とか、マーケとか、いろんなことやってくれたらいい。その代わり...」「その代わり??」「給料は20万な!!!」「.......に、20万ですか」「うん、20万。これ以上は悪いけど出せん。もう美容師はせぇへんのやろ?」「はい、ハサミは置くつもりでいます」「なら美容師はせんでいいから、新店舗のレセプションとして普段は業務してくれたらいい。その合間にネット関連とかそのへんは全部権限わたすし、好きにしてくれたらええから」「....はぁ」「俺の新店でまず結果だして、どんどん出世していけばええねん。絶対その方がええで」迷った。正直すごく迷った。子会社といえど、上場企業の親会社をもつ大型チェーン店。そんな大手で働いて経験を積めるというのは、何にも代えがたい好条件ではあったけど、さすがに収入を半分以下に落として転職するとなると、妻と娘もいる僕にはハードルは高かった。いや、でもアフィリエイトの収入だけでも毎月数万円ある。仮に会社員として専念しても、これをなんとか2,3倍にまで頑張ってもっていけば、なんとかいける、か...?いやでもそんなに時間がとれるか...?色々と頭を駆け巡ったが、結局その日はもちろん結論は出さずに解散となった。変わる環境と自らのスタンスそこから数週間、悩みに悩んだ。正直もっと高額で『うちの会社においでよ』と言ってくださる方も数名いたので、決断しきれなかった。金銭的なものだけで言えば、もっと良い待遇も選択肢としてはある。けど、そこで得られる経験や人と出会う人数、将来性で考えると、どうなのか...。ただ僕にはこんな考えもあった。結局はどの会社で働くことになろうが『自分の行動力次第でなんとでもなる!』っていう自信。根拠のない自信かもしれないけど、少なくともこれまで自己投資して自分で道を切り開いてきた経験。もちろん環境の要因は大きいけど、自分はどの選択肢をとれば一番成長できるのか?と考えるよりも、自分が結局どう働くつもりなのか?と自問自答を繰り返して得た答えが、最終決断のきっかけになった。大手であっても、給料は初任給程度。そこで頑張ったとて、明確に収入が上がっていく保証もなにもない。ましてやプレイヤーではないので、今まで培った美容師としての技術や接客は何の意味も成さない。それでも...俺は、やれる。はず。やろう。やってみよう。こうして色々と考えた末に、今の会社に入社することが決まった。今までの美容師としての現場経験や感覚は、ほぼ封印した。1から全力で、やるからには自分のすべてを賭けようと、もっていた広告サイトをすべてクローズしてアフィリエイト収入をゼロにした。クライアントさんとの業務も、保守料もすべてリセット。webデザインの営業に使っていた窓口も全部クローズ。ほぼ裸一貫(古い)で飛び込んだのが、2015年9月。そのチャレンジさせてくれたのが、今の会社ニューヨーク・ニューヨークだった。人はどこで働くかじゃない、どう働くかだと思う。散々どこの会社で働くか?フリーでやるか!?と迷っていた僕が、今でも強く感じていることだ。NYNYは(いま社員として自分でいうのも何だが)すごい会社だ。とてもいい会社。前向きに新しいことにチャレンジできるし、失敗も多いけどその分成功が多い。従業員の一体感や仲間意識がすごく、まじめ。それでいて破天荒でおもしろい。働く環境としては関西でも随一の美容室だと思う。そんな素晴らしい環境ですら、こう思う。『結局は自分がどう働くスタンスなのか?で得られるものは大きく変わる』僕は今はまだこの会社の役員でも何でもないけど、常に考えているのは〝自分がこの会社をどうしていくか?〟だけ。会社にどうこうしてもらおうとは考えてないし、自分がこの会社をつくっていく(一員であると)自負しているし、義務感と責任感もある。僕がいなくなったらこのグループは相当な痛手になるだろうと常に本気で思ってる。確かに環境の要因は大きい。僕がいまこのスタンスでいられるのも、環境のおかげなのは間違いない。けど、それ以上に〝自分がどう働くか?〟に責任を持つことが大事なんだと思う。かつてリクルートという会社で問題がおき、会社が絶体絶命のピンチになったことがある。今ではこんなに大きくて有名な会社が、立て直せたのは理由がある。その時の役員が言ったという言葉がすごく印象的だ。「リクルート事件があった当時、明日にも会社が潰れそうな状況で俺たちが採用したかったヤツは『どの企業でも活躍できるエリート学生』とか『前職で優秀だった人』なんかじゃない。明日潰れるかもしれないリクルートという会社で、会社を潰さないために一生懸命努力できる人間だ。そういうスタンスの人間が、今まさに社会でも活躍している。」僕がもしこのスタンスではなく、全力でNYNYという会社にすがり」いろんな経験をさせてほしい!」と頼り切っていたら、今のポジションや仕事はなかったと思う。(いや、それなりにはいけたかもしれん笑) こう思いながら、いまも頑張って働いている。

自分ハックシリーズ①『意志は無限じゃない』

集客担当1年生に向けたお手紙①

お疲れさまです。いま皆さんは色々考えてサイトの作り込みをしてると思うんですが、他店や他社のWebページって、見に行くことありますかね?特に自社内であれば実際に集客できてる新規数とか、再来数とか、そのお店の状況もふまえてある程度情報があると思うから、集客が増えてるお店はしっかりページを覗きにいってみてくださいね。自店舗だけ、自分が普段から気になる店舗だけずーっと見ていても、新しい知恵やアイデアは思い浮かびませんよー。ただ、見に行くのは良いんですが、表面的な真似をしても決して当たるとは言えません。なぜなら、どんな要素がどんな顧客に響いているのか?を分析するのがとても大事なんです。ですがこんな問題もあります。例えば、集客初心者にありがちな『どこかの店で当たってるクーポン教えてください』この質問は残念ながら〝三流〟の質問なんですよ。これを聞いた瞬間『あーこの人わかってねぇなー』と思われるんで、絶対聞かないでくださいね。笑なぜなら当たってる要素はクーポンではなくそれ以外に要因があるので、その質問をする人は大体失敗しますし、そこだけの情報を見て『参考にしますー』なんて言ってる人は本質が理解できてないことが多いんですよ、実は。(言葉悪くてごめんなさい!笑)究極言えば、値段を下げさえすれば(例えばカラーカット3,000円とか?)そのクーポンは文字通り当たっちゃうので、当たってるクーポンなんて聞いても全くの無意味なんです。だって、そーゆうのを真似したいわけじゃないですよね??仮に値段の高いクーポンなんかがめっちゃ当たってるサロンがあったとして、それを全く同じようにして自店に掲載したとしても、それはノウハウではありません。狙ってるターゲット層やお店・スタッフの状況、条件、打ち出し方、その他とりまく状況が全然違うから、上手くいかないんです。​ではどうしたらその〝本質〟とやらが見えるようになるのか?経験の少ないみなさんがまずとうやって学べば良いのか?やり方をお教えしましょう。他店のページを参考にする上手な見方結論から言うと、お客様の目線になって集客出来てるお店のページを覗きにいくことです。『自分だったらココが素敵だと思う』も良いですが、自分が30代40代の男性、もしくは30代40台の女性(つまり違う年代や性別の人)になったつもりで『ここが素敵だな』を感じ取れるように訓練してみてください。決して自分の好みを反映させたらだめですよ!それじゃあ意味がない。​自分が好きなものを同じように好きになってくれる人なんて、世の中の割合でいうとめっっっっちゃ少ないと思ったほうがいい。その方が早いし、集客担当として成長します。(これマジな話です)ホラ、例えばSNSやっててこんな事ありませんか?自分が『これは渾身の作品だ!最高!いいねが超増えるに違いない!!』と思って、鼻息あらく投稿したはいいものの、意外とそこまで伸びず...。なのに『えっ!?マジでこれが?なんで!!』って思う投稿がめちゃくちゃウケたりする。あるあるです。つまりお客さまにウケるものなんて、売り手が良いと思ってるものと最初はズレてることが多いんです。これを理解しながら、いろんなテイストのものを沢山アップして『あー、この感じが割とウケが良いなあ』というノウハウをGETしていく。これが実はマーケティングと呼ばれるもの、またはWeb集客の基本なんですよ。フォロワーがめちゃくちゃ多い一般人なんて皆、そうやってちょっとずつ〝ウケるやつ〟を探しながら、徐々に路線変更して、やっと今のテイストに落ち着いた。ってことがほどんとです。めちゃくちゃリサーチしながら、試行錯誤して、ウケるやつに辿り着いたって事。年齢の若い皆さんは、まだまだ一般のお客さまの気持ちに立つことは残念ながら不可能です。みなさんが良いと思ってるものは、まだまだお客様にとって万人ウケするものとは程遠いことが多いのです。例えば美容室探しにおいて、美容師の皆さんよりもお客様の方が圧倒的に経験豊富で目が肥えているのです。これを自覚して、いかに多重人格になってお客様の気持ち・目線でページを見れるか?これがページ分析の(1つ目の)コツです。​お店をとりまく環境を理解する2つ目のコツは、そのお店をとりまく環境を理解することです。これが中々難しい!これがどーゆう事か一言で言い換えると、『何を言うか?ではなく誰が言うか?』ってことですかね。例えばね、SNSで超人気でフォロワーも多いインスタグラマーさんが『これ、めっちゃいい!買った方がいいよ♡』と投稿するのと、あなたがインスタで『これ、めっちゃいい!買った方がいいよ♡』と投稿するのでは、どっちがその商品を売りやすいと思う??野暮なこと聞いて申し訳ありませんが、当然インフルエンサーが投稿したほうがより多くのお客さんがその商品を買ってくれることになると思います。これって単純に『商品がどんだけ良い商品か?』ではなくて『誰が言うか?』が影響してますよね。リーチ数(閲覧数)の問題ってだけではなく、影響力が大きく関わってるからです。これと同じように、集客でも同じことが起こります。↑この事例のようにファンがどれだけ存在してるか?は単純な指標ですが、それ以外にもたくさん要素はあるんですよね。イメージしてみてください。あなたがずーーっと欲しいと思ってた、憧れのブランド品。給料が上がったら...ボーナスが入ったら...なんて普段は手を出せない商品があったとして、それが急に期間限定で半額になったらどうしますか??その値段が仮に50,000円だったとして、半額の25,000円。どうしようかな?安くなってるよな、買おうかな。買っちゃえ!そんな感じになると思います。その結果、その商品はその期間中にめっちゃ売れるでしょう。同じようにずっと欲しがってたファンも、沢山いるでしょうしね。でも普段からその商品が26,000円で販売してるものだったら、どうでしょうか?期間限定でたった1,000円オフです。あまりお得感がないので、今すぐ買いたいとはならないでしょう。同じ25,000円の商品でも結果は変わってきます。こんな感じで、商品が売れてるor売れてないには前後の過程(背景)が存在します。『〇〇というクーポンを打てば、めちゃくちゃ売れましたよ!!』っていうノウハウだけをGETして『私も真似してみよう!』と参考にしても、そりゃ売れませんよね。なぜなら売れてる理由はさまざまな理由や背景が重なってできた結果にすぎないから。わかりますかね??だから、売れてるお店を見て分析するコツは、この背景(もしくは因果関係)をいかに見つけられるか?なんですよ。ね?難しいでしょ。笑まあ、そんな要素を見つけられるように、色々と勉強していかんといかんワケです。また説明します、一緒に頑張りましょ。

GMBで検索上位にあげたいっていう人ー!

Googleマイビジネスの情報発信をしていて、1番多くいただく質問が2つ。恐らく運用をしはじめて結果を出そうと思ったらまずぶつかる壁は皆共通しています。その2つというのが①検索で上位表示されるには、どうしたらいいですか?②口コミってどのように集めたらよいですか?セミナーをしていてよく「解説をおねがいします」と言われる項目もこんな感じです。システムのノウハウは出尽くしている世間的に新しい集客ツールとして注目されてくると、まずは導入のノウハウや「本当に集客できるのか?」といった解説がたくさん情報として発信されるうようになります。実際にGoogeマイビジネスで集客が可能だということが世間にも知れ渡って、実際に運用する企業や会社、お店さんが増えてくると第二段階として求められる情報がこれらなんじゃないかと。Googleマイビジネスの普及率については、いわゆるイノベーター理論でいう〝キャズム〟を少し超え始めているのが僕の体感なのですが、どうなんでしょうね??アーリーアダプターらへんの方々にむけて僕は今のところ発信しているので、必然的にリアルな運用状況やそのノウハウはお話する機会も多いです。たぶんもうあと半年、いや1年?くらいしてくると、今よりもっと①の情報(検索上位表示の方法)なんかは有料無料問わずたくさん出てくるんじゃないでしょうかね?でもまぁ僕はもう最初に宣言しておきます。答えは簡単なんです。やる事ちゃんとやっていれば上位表示されます。ただこれだけ。笑「そんなもん、わかっとるわい!」と言う人は、きっとわかってません。デジタルツールやポータルサイトの集客が得意な人はきっと、この一言でピンと来るはず。要はもっと分かりやすく説明すると、機能として提供されているものは全てちゃんと活用する!ということです。管理画面の中でいじれる項目は、全部魂を込めていじり倒す!もうこれが何より1番です。ぼくも社内外とわずいろんな方にGMBのアドバイスを求められたりするんですが、結局いまある機能をちゃんとまじめに使えてない人が90%なんですよね。これってどの管理ツール、web媒体、ポータルサイト集客にも同じような事が言えて、「これくらいの感じでいいかなー」って思って運用してる人と、全部の項目をしっかり意図と目標をもって動かしてる人とは大きな差があるんです。「え?それもさわって良いんですか?」「どんな効果があるんですか?」「その項目さわっても意味ないと思ってました」こう思っちゃってる人は、ハッキリ言って勝てません。web集客についてもっと勉強して、経験を積んだ方が良いです。特にGoogleのつくったツールで意味のないものは無いと考えた方が良くて、検索者に表示させる情報の材料としてGoogleが欲しがっているものは、すべて記載したほうが良いに決まっているのです。その時々で裏ワザ的な?笑 ノウハウとかは色々情報として出回るでしょうが、基本的にはこれが本質であり、これからもずっと変わらない答えです。僕のブログをこうして読んでくださる皆さまは変な情報に振り回されて、翻弄されないようにしておきましょう。そして、Googleマイビジネスを賢く運用していく人にとって最も大事な考えは上位表示の対策はこれからは〝無くなる〟身も蓋もないことを言ってしまいますが、ぼくは完全にこう思っています。MEOだのローカルSEOだのと、ノウハウ自体はお金になるのできっと発信する人はずっと存在し続けるのだと思いますが、こんなものは(特にGoogleマイビジネスにおいては)いずれ無くなります。つまり、Google側が『対策されないようにしたい』と考えているからです。これに関してはまた次の機会に詳しくお話したいと思いますが、場所を起点にする店舗型ビジネスにおいて、SEOの概念と同じような『対策』は通用しなくなる。むしろ言い方を変えると対策されたらサービスとして成り立たなくなる。この辺を冷静に理解しておくと、それを前提にどのように運用していくべきか?集客を最大化させるには、どうしたらいいか?がなんとなく見えてくると思いますね。

2021年Googleマイビジネスの情報に関して岩田の考え

プロデューサーが掲げる12のマーケティング思考

プロデューサーは集客だけでなく、美容師でありながら『マーケティング思考』を持った唯一の幹部集団です。以下に挙げる12の思考を掲げて組織に貢献し、その経験を元に将来の選択肢を沢山持てる美容師でありましょう。1.お客様に接客できるのはセット面だけではない美容師はサロンでお客様に接するだけが仕事じゃない。接点を多く持ち、来店中の2時間だけでなく再来店までの89日間に目を向け、来店前に商品を欲しくさせる・私達に会いたくさせるも美容師の仕事です。2.お客様のニーズは聞くものではなく作るものモノが溢れる時代にお客様は自分が本当に欲しいものをわかっていない。お客様に新しい知識を提供し、悩みを作り、欲しいものに気付かせ、ニーズを作ってあげるのが美容師に必要なマーケティングです。3.お客様への『体験の提供』こそ1番の差別化美容師が本来提供できるのは髪型を通した〝体験〟です。ベネフィットがしっかりと伝わるような訴求をし、またそれを発信伝達できるようになりましょう。4.デザインは『相手の行動を起こさせるもの』にこそ意味がある相手の感情を揺さぶり、行動を起こさせるデザインを考えるのがプロデューサー。自分が作りたい作品だけをデザインするのはアーティストの特権であり、認められ売れるのには時間がかかる。5.『何を』ではなく『なぜ』で人は動く相手を動かす説明やプレゼンはいつもWhy→How→Whatであり、優れた組織のリーダーやマーケターはいつも『なぜ』で人を動かす。6.個人の能力よりも大事なものは組織での再現性個人の販売能力や集客力も大事ですが、その要素を分析して再現できる方法を考え実行するのがプロデューサー。他人を売れさせる力は長期的に見て必ず私たちの将来に直結します。7.自分の感情や思い込みではなくデータや数字で判断する思い込みや経験だけで仮説を立てるのではなく、実際の数字や統計で判断する。ただし数字は嘘はつかないが、見せ方次第で大きく状況が変化することを心に留めておこう。8.手段に惑わされず結果と出口を常に考えるWebやSNSはただの道具であって、欲しい結果ではない。常に得られる結果とお客様にしてほしい行動に目を向け、それを実現させる技術を磨きましょう。9.情報はいつでも目の前に落ちている情報は貰うものではなく自分で行動して取りに行くもの。分からない事はすぐに自分で調べて解決に努め、問題を後回しにせず、知識への投資は決して惜しまないこと。10.『役に立つ人』ではなく『意味のある人』を目指す機能的価値よりも情緒的価値の方が希少性が高く、また値段競争に陥らない。ただ誰かの役に立つだけの人ではなく、相手にとって意味のある人を目指しましょう。11.スピードと行動量こそ成功への近道完成度は7割で良いから、まずはスピードを優先させる。そして大きな成功を掴む人は手数が多く、行動量にこだわります。現状に甘えず、失敗してもいいから手を止めずにトライしよう。12.マーケティングとは相手の優先度を奪うこと高単価なお客様はお金持ちではないし、行動量の多い人は時間を多く持ってるわけではない。限られた資源のうち、いかに意図した行動の割合を獲得できるかがマーケティングです。